漫画家のしりあがり寿が、テレビ朝日『じゅん散歩』((月)~(金)前9・55)の11月21日(火)放送分にゲスト出演し、高田純次と初対面する。
番組では11月20日~24日までの1週間、渋谷・原宿エリアを散歩。21日は渋谷駅西口周辺が舞台で、高田がヤギを飼っているカフェを見つけて立ち寄ると、しりあがりとばったり遭遇。近くにアトリエがあると聞いて、早速案内してもらう。
アトリエでは、しりあがりが「THEドラえもん展TOKYO2017」(六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーにて開催中)に出品したアニメーションを鑑賞。しりあがりいわく「ギリギリのところを狙った」というその作品に、高田は「アイデアがスゴい! よく分からないけど、面白いなぁ!!」とうなり、「やっぱり才能がある方は違うな。絵とアイデアが一緒に出てくる人は、僕から見たら“異星人”ですよ!」と大絶賛する。
さらに、朝日新聞に連載中の4コマ漫画の創作秘話などもトーク。原稿の締め切り日がまさにこの日だったと分かり、高田が仰天するひと幕も。
恒例、高田の似顔絵披露はスペシャルバージョン。高田としりあがりが互いを描き合い、2作品を同時に公開する。高田が「似てる似てないは、もう二の次だね!」と言うのに対し、しりあがりは「高田さんはイイ男すぎる。イイ男ってどこを崩して描くが、微妙に難しいんですよ」と思案顔。果たして、どんな似顔絵が出来上がるのか?
<高田純次 コメント>
「しりあがり寿さんとお会いして、やっぱり才能がある方は違うなと感じましたね。絵とアイデアが一緒に出てくる人は、僕から見たら“異星人”ですよ! やはりクリエイティブな仕事は、アイデアが命ですね! たとえ絵がうまくてもアイデアが出てくるかどうかで、まったく違う作品になると思います。しかし、アーティストのアトリエって、いいですね。この空間こそが、素晴らしいアイデアが浮かぶ“素”になっているんじゃないかな。
しりあがり先生の似顔絵は…誰でもいいからメガネをかけた男性の写真を見ながら、イケメンに描けばいいかな(笑)。似てる似てないは、もう二の次だね!」
<しりあがり寿 コメント>
「高田純次さんにお会いして、やっぱりスゴい方だなと思いました。すべてが艶々して、なめらか、という印象ですね。肌も70歳とは思えないほど艶々だし、しゃべりも滑らか。僕らは作品を生むのに何時間も考え込みますが、高田さんはコンマ数秒で今、どの言葉を発するべきか、頭の中を一瞬で“ググる”んですね。すぐに言葉が出てくるのは、さすがのひと言ですね。僕は普段は、あまり散歩はしません。でも、高田さんと散歩ができるなんてスゴイことですよね。タモリさんと散歩する人は多いかもしれませんが、高田さんと散歩するなんて、なかなかないですからね(笑)。新聞社の担当者も、高田さんが来たと言えば、締め切りを伸ばしてくれるかもしれません (笑)。それにしても、高田さんはイイ男すぎますね。崩して似顔絵を描こうとしたら、一度失敗してしまいました。イイ男ってどこを崩して描くかが、微妙に難しいんですよ」