2018年1月27日(土)放送の『NHKスペシャル「未解決事件 file.06 赤報隊事件」』(NHK総合)に、草彅剛が出演することが分かった。
日本中に大きな衝撃を与え、今なお生々しい記憶を残す「未解決事件」を徹底検証し、未来へのカギを探るシリーズ第6弾。今回は、30年前に日本を震撼させた“言論へのテロ事件”「赤報隊事件(朝日新聞襲撃事件)」に迫る。草彅は、2018年1月27日(土)に放送する赤報隊事件を扱った実録ドラマで朝日新聞特命取材班の記者を演じる。
同シリーズのスピンオフ『未解決事件・追跡プロジェクト』(2015年)でナビゲーターも務めたことがある草彅は、「実録ドラマへの出演ということで楽しみです。阪神支局の事件が起きた時、僕は中学生でした。事件について詳しく知らなかったのですが、知れば知るほど、自由にモノが言える自由な社会とは何か、考えるようになりました」とコメント。また、「この社会に暮らしている1人として、ドラマを通して少しでも皆さんに考えてもらうきっかけが作れたらいいなと思っています」とメッセージを送っている。
「赤報隊事件(朝日新聞襲撃事件)」は、1987年5月3日、朝日新聞阪神支局に突如、目出し帽の男が進入し散弾銃を発砲。記者2名が死傷し、その後、全国各地の朝日新聞関連施設を襲撃、爆破未遂、そして中曽根・竹下元首相への脅迫や、リクルート元会長宅への銃撃など事件は全国に拡大。のべ50万人の捜査員が投入されたが、13年前、全ての事件が未解決のまま時効を迎えた。
番組ではNHKが入手した極秘資料や関係者の証言を基に、「実録ドラマ」で知られざる事件の闇に迫る。実録ドラマには、草彅のほか上地雄輔も出演。『NHKスペシャル「未解決事件 file.06 赤報隊事件」』(NHK総合)は、2018年1月27日(土)後7時30分より『第1夜~実録ドラマ~』を、1月28日(日)後9時には、『第2夜~ドキュメンタリー~』を放送する。