佐野岳、相楽樹、水樹奈々が映画「ふたつの昨日と僕の未来」製作発表会見に登場

映画
2018年02月07日

映画「ふたつの昨日と僕の未来」製作発表会見 映画「ふたつの昨日と僕の未来」製作発表会見に、佐野岳、相楽樹、水樹奈々、大森研一監督が登壇した。

 本作は、映画「瀬戸内海賊物語」「海すずめ」で高い評価を受け、国内映画祭で多数の受賞歴を持つ大森研一監督の最新作。自身の出身地である愛媛県を舞台に、現実世界とパラレルワールドを奔走しながら自分の生き方を見つける若者の姿を描くオリジナルファンタジーだ。

 主人公・海斗を佐野岳、ヒロイン・真里乃を相楽樹が演じ、主題歌を作品の舞台である愛媛県新居浜市出身で同市の観光大使も務める水樹奈々が担当する。

 オリジナル作品である本作の脚本について佐野は「読み進めていくうちに、今ある現状を受け入れることの大切に気づいた。不甲斐ない僕だし不甲斐ない海斗だけれど、真摯に向き合って臨んでいけたらと思います。そして、『陸王』に続き、またランナー役ができるので、体力作りを持続させています」と笑顔を見せた。

 相楽は「個人的に、あの後悔がなければ、今どんな人生になっているだろう?と考えることはあります。ストーリーの中で、私一人の行動によって変わってしまう世界があったりするので、現実と理想の間で悩んでいる海斗の苦悩はすごく理解できました。私が演じる真里乃は、海斗のダメなところも背中を押して応援したり、しかったりと、きちんと彼に向き合っている彼女です。何ていい子なんだろうと思いました。そして、愛媛には神秘的な景色のところも多そうなので、そのような場所で撮影できるのが楽しみです」と語った。

 水樹は、出身地の映画化を喜び「歴史のあるものもたくさん残っている場所ですし、地元に住んでいたから分かるレアなスポットもあるので、どこをフィーチャーして物語にしてくれるのだろうと思っていましたが、脚本を読んでなるほどと納得しました。子供の頃、慣れ親しんだ街が全てストーリーに落とし込まれていて、感動しました。先週からデモテープ会議も始まりましたので、いま主題歌の制作を全力で頑張っています!」と。

 大森監督は、撮影に入るにあたり天気の心配をされると「今までの全ての作品、晴れ続きです。前作は6月の梅雨の時期ど真ん中に撮影しましたが、全て晴れでした!」と語った。

 最後に佐野は「これから準備して、素敵な作品を作って、皆さんに前向きな気持ちになっていただける映画になればと思っております。楽しみにしていてください」と決意を明かした。

『ふたつの昨日と僕の未来』
2018年秋以降公開

監督:大森研一(『海すずめ』『瀬戸内海賊物語』『ポプラの秋』)
脚本:福田卓郎(愛媛県出身・『Mr.マックスマン』『愛を積むひと』『僕らのワンダフルデイズ』)/大森研一

出演:佐野岳、相楽樹 ほか
主題歌:水樹奈々

製作:©2018 映画「ふたつの昨日と僕の未来」製作委員会
(ウサギマル、キングレコード、キャンター、ハートネットワーク)

協力:愛媛県新居浜市
制作・配給・宣伝:キャンター(「トモダチゲーム」「いしゃ先生」他)

公式プレサイト:futaboku.com

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