映像配信サービス「dTV」とFODで配信中の音楽番組『LOVE or NOT♪』の第23回が2月16日(金)より配信される。
この番組は、三代目J Soul Brothersの今市隆二とベッキーがMCを務める音楽番組。第23回は、今市のソロ第2弾シングル「Angel」のメイキングを見ながらトークを展開する。
今市が「この曲はファンクのテイストが入っていて、人が恋したときの素直な気持ちを表現したかったのでタイトルは『Angel』ということで。実は、これ3年前ぐらいから作っていて、初めて作詞作曲した曲でもあって」と話すと、ベッキーは「そうなんですか?早く言って。すごく大事な情報!作詞作曲?」と驚く。
今市は「作詞はノリさんというLL BROTHERSさんと一緒に作ったんですけど、作曲も初めてやって。3年かかったというか、気付いたら3年経ってたという感じです。ここのタイミングで出すという感じではなく、作ってみようかという感じで始めたので」と振り返り、ベッキーが「ある意味、温めていた曲みたいな」と聞くと「そうですね、3年かかっちゃいましたね」と。
ベッキーが「『Angel』っていうのはいとおしいとかそういう気持ちですか?」と聞くと、今市は「歌詞を書き始めたときに、テーマがほしいなと思っていろんなことイメージしたら『Angel』いいなと思って。白い感じの風景が見えたりだとか、羽根もあるなとか、ああ『Angel』いいかもと思って、人が恋したときに『Angel』に見えるかなとか想像しながら作りました」と歌詞について明かした。
さらに、前作の「ONE DAY」に続いてこだわった部分について、今市は「ファンクテイストの曲ってやったことなかったので、ファンク寄りの歌い方みたいなあおり方を意識して歌いました。フレーズも昔によく使われたフレーズを取り入れつつ曲を作っていきました」と。
ベッキーが「三代目では歌わないだろうなという世界観?」と聞くと、今市は「三代目ではやんないでしょうね。なので、ソロの色になるかなというところで、作りました」と語った。
ここで、「Angel」のMVのメイキング映像を見ることに。ベッキーが「衝撃的でした。『Angel』ってタバコと一番遠いところにありそうなのに」と話すと、今市は「今回の監督がかなりぶっ飛んだ世界観を提示してくれていて、二つのギャングチームの抗争があって、そこの自分は頭なんですよ。相手チームもいて、相手チームに自分の彼女が殺されちゃうという。殺されちゃって、それに自分達が復讐していくんですけど、最終的には自分も最後の戦いのときに撃たれちゃって。キャラ設定がすごい面白くて、自分も常にヘッドフォンをしてサングラスをしてという設定で、死んじゃった彼女も羽根生えたAngelになっているけど、タバコがとにかく好きで。すごいぶっ飛んだ設定ではあるんですけど、すごく映画みたいな話になっているんで、そこはミュージックビデオを撮ったっていうよりは、映画を1本撮ったなっていう感じです。結構演技とかもしたんで(笑)」と。
ベッキーが「あのお馬ちゃんが美しかったですね。その馬が出るとか羽根が生えるとか天使っていうコンセプトは出したんですか?アイデアとか」と聞くと、今市は「いろんなテーマのことを話して何回か書き換えた結果、そういうストーリーがあがってきて、愛する人が亡くなって、でも最終的には自分もAngelになって永遠の愛を誓うっていうテーマだけは聞いてたんですけど、いざ開いてみたら、ギャングとギャングの抗争で、Angelタバコも吸ってるし、かなりぶっ飛んだ世界観を提示されたんで、最初どうかなという部分もあったんですけど、でも監督の熱意とか、いろんなイメージを見せてもらって、これは面白くなるなと。まさかあの曲で、あの曲の雰囲気であんなミュージックビデオになるとは思ってなかったので、今回の『Angel』はアップなんで、ファンクの。実際合うのかなという部分も正直あって、だけどそのギャップが面白いと思いました」と語った。
2人はメイキング映像の後半を視聴。メイキングには、監督を務めたPhillip R.Lopezからのコメントも収録され「隆二の素晴らしいところは、どのようにパフォーマンスすするかをとても真剣に考えているところだ。そしてそれを、そり良いものにしようとしていることが分かるんだ。アーティストとして僕が何よりも大切だと思うのは最高の作品をつくりたいという気持ちなんだ。そのために事前に準備をして、イメージを描き、話し合う…。本当に作品と真剣に向き合っている証拠だよ。こういうアーティストと一緒に仕事をするのが大好きなんだ」と語られる。
今市が「これメイキングからじゃ(ミュージックビデオ見てないと)全く分かんないですね」と話すと、ベッキーは「早く完成形見せて。何?何を撮ってきたの?」と興味津々の様子。今市は「誰も想像しないことを監督のフィリップが提示してくれたので。ほんとに挑戦でしたよね。実際自分もイメージはしてるんですけど、実際どうなるかやってみないと分かんなかったので、すごい面白かったですね。銃も撃ったことないんでね」と。
MV内の銃撃戦のシーンについて、今市は「あれ火薬詰めるのも時間かかるし、何回もできないシーンだったので、自分がミスしたことによってまた時間がとられちゃって、撮影も押せなかったので、かなり集中してやりましたね」と。さらに「結構ハードでしたね。でもその分見応えはばっちりだと思います」と自信をのぞかせると、ベッキーは「その見応えを早く感じたい。想像だけで。でも一生懸命なところが出ちゃいますね。コソ連してるとことか」と語った。
ベッキーが「最後に監督からのコメントで絶賛されてましたけど、どうでした?」と聞くと、今市は「うれしいですね。自分は演技をやったこともなかったので、一生懸命やるしかなかったんですけど、ああいうふうに言ってもらえてすごいうれしかったですし。あのフィリップも真面目にしゃべってましたけど、本当にぶっ飛んでる人なんで、そこを逆に見てほしかったですね。でもそのフィリップの現場の雰囲気の作り方もうまかったので、そこに乗っからせてもらった感じもありますね」と。
それを受けてベッキーが「じゃあ『ONE DAY』とは違ったチームだったけど、また違う良さがあったチームってことですよね?」と聞くと、今市は「そうですね、真逆っていう感覚で良いかもしれないです。『ONE DAY』が正統派だったら、『Angel』はアート的な要素があります」と話した。
ベッキーが「今市さんのソロプロジェクトなんですけど、これで終わりじゃなくて第3弾もあるんですよね?」と振ると、今市は「はい、3月に第三弾配信シングルの『Thank you』が配信予定です」と次回作について明かした。
dTV×FOD MUSIC PROGRAM『LOVE or NOT♪』第23回
2月16日(金)1:00よりdTV、FODで配信