無料インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaSPECIALチャンネル」で2月16日に放送された『エゴサーチTV』に東野幸治がゲスト出演した。
この番組は、キングコングの西野亮廣がMCを務め、毎週迎えるゲストと一緒に、ゲストに関する“エゴサーチ”をしながらインターネットで出てきた情報や噂などについて、嘘か本当かジャッジし、訂正していくトークバラエティ。
2月16日の放送ではゲストに東野幸治が登場。スタジオに現れた東野は、西野の著書『革命のファンファーレ』と、何枚かの資料を手に持ち「今日は、どうしたら僕の革命のファンファーレが鳴るのか教えてほしいと思って、地上波じゃなかなか照れくさいから。西野さんはITとか、嫌みじゃなくて“新世界の創造主”だから…。“新世界の創造主”に、僕はどんな風に映っていますか?」と話し、スタジオの笑いを誘った。
そんな東野に対し、西野は「やめてくれ、本当にやめてくれ、いいから座って」と開始1分で既にタジタジに。東野が「僕これ何回も読んでるんです」と『革命のファンファーレ』の話題を続けようとすると、西野は「あなたが紹介すると(本の)売れ行きが止まるんだから!」と語り、実際に1つ前に出版した西野の本が、東野の紹介により売れ行きが止まってしまったことを明かした。
やめる様子を見せない東野が本を読み始めると「やめろだから!それをすると、この本買うやつが“ダサイ”ってなるんだから!東野さんが本を手に取っちゃダメなんだ!止まっちゃうんだ売り上げが!」と、必死に止める西野。
その後も、「めちゃイケが終わって喜んでるんですか?」「LINEブログからAmebaブログに移行されたのはどうしてなんですか?」「吉本のダサイブログはやってくれないんですか?」など、質問攻めをする東野に西野がツッコむというやりとりが続き、番組がスタートしてから約10分後、ようやく2人は席に座った。
しかし、東野のトークが止まることはなく『革命のファンファーレ』のタイトルについて西野に質問をすると、西野は「“革命”っていうタイトルはいいなって、そういう時代になってるから。ただ、このタイトルを付けるときに、出版社の人と『東野さんに捕まるかな』という話にはなりましたよ」と語り、タイトルを付けるときにも東野を警戒していたことを明かすと、スタジオは爆笑に包まれた。
完全に東野のペースとなったスタジオでは、引き続き東野の話ではなく、西野の話題に。数日前、西野が「CMにたくさん出ていることを誇ってしまうと今の時代危ない」と、発言したことがネットニュースになっていたのを見つけた東野が理由を聞くと、西野は「お金をもらって、使ってもいない商品を『これいいですよ』と言ってしまうと、場合によっては被害を被るかもしれないし、信用を落とすことにつながる」と。
それを聞いた東野が「CMもせずに嘘をつき続ける僕はどうなるんですか?」と聞くと、西野は笑いながら「よく生きてますね、東野さんが生きてるのは奇跡ですよ。本当は死んでるはずなんですよ、こっちの計算では」と、東野を“死んでるはずの芸人”と例え、笑いを誘った。
番組の後半、西野イジリを楽しむ東野に対し、西野が「でも、東野さんの事嫌いっていう人いますか?」と質問すると、東野は「芸人界とかからも意外と悪口は聞こえてこない、不思議やねん」と。そんな東野に対し、西野は「ずるくないですか?こんだけ殺戮を繰り返してこられて…」と話すと、東野は「殺戮じゃないよ、シンパシーとか、愛の塊よ」と、西野への想いを明かした。さらに「照れくさいから斜に構えて言うけど、本当にすごいと思ってるし、その情熱ちょっとでいいから梶原に向けてほしい」と、西野の相方であるキングコング・梶原雄太の名前を挙げると、西野もスタジオも大爆笑。
西野が今も月に10日は梶原と一緒に漫才をやっていることを説明するが、東野は「それは、“やってますよ”感出して、だから僕のやることは詮索しないでねって事でしょ?そうじゃなくて、“お金のこと”や“絵本”“会社”のこと考えるんだったら、ちょっとでええわ100分の1、200分の1でいいから梶原雄太さんのことも考えてあげてくださいよ!梶原雄太をクラウドファンディングして!」と語った。
AbemaTV『エゴサーチTV』
放送日時:毎週金曜日 後10時~11時
放送チャンネル:AbemaSPECIAL
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