KAT-TUNの亀梨和也が32歳の誕生日である2月23日に初のPHOTOBOOK『ユメより、亀。』を発売。自身がパーソナリティを務めるラジオ「FM NACK5 KAT‐TUN亀梨和也のHANG OUT」の公開収録イベントに登場し、90人の“ハイフン(KAT-TUNファン)”から32歳の誕生日をサプライズで祝福された。
ガラス越しとはいえ、超近距離でのファンとの収録に「近いなぁ!」と驚きながらも、笑顔で収録をスタートした亀梨。この日のゲストである写真家・若木信吾がケーキを持って登場すると、集まったファンがサプライズで『ハッピーバースデー』を歌ってお祝い。少し照れくさそうにしながらも亀梨は「誕生日おめでとう、俺!(笑) 乾杯!」と、若木とグラスを合わせた。
放送直前に行われた会見では「誕生日にファンの方と過ごすイベントはあんまり記憶にないんですよ。祝っていただくのはなんか照れくさくて」と話していた亀梨。バースデーケーキを前に取材陣からカメラを向けられると、「誕生日にこんなに写真撮ってもらうのって、アイドルだね(笑)」とアイドルスマイルで応えていた。
「ラッキーナンバーは“23”」と話す亀梨。「逆から読むと32、KAT-TUNのデビュー日(3月22日)も逆から読むと僕の誕生日だったり。数字の語呂合わせ的な意味だと、今年は2月23日、32歳の数字を全部足すと12で(2+2+3+3+2=12)で、今年がKAT-TUNの12周年ということもあり、KAT-TUNが動き出す年の今日という日に発売できて、すごく縁を感じています」と。
約1年の充電期間を経て、活動再開を迎えるKAT-TUN。亀梨は「グループとして集まった段階でどういった可能性があるのかを模索しながら、来る波、来る波をどうキャッチできるのか、期待する年にしたいなぁと。自分発信で何か波を大きく動かすよりは、来た波にどう対応していくかに重点を置いた年にできたらいいなと思います」と32歳の抱負を語った。
また、初のPHOTOBOOKが発売されたことに対し、亀梨は「自分がやってきたことがこうして一冊にまとまるのは、ありがたいです。誕生日でもある今日を皮切りに、たくさんの人に受け取っていただけるのはうれしく思ってます」と感謝した。
タイトル『ユメより、亀。』に関しては「“ユメ”というワードは、グループとして充電期間前の最後の楽曲(『君のユメ ぼくのユメ』)にも入っていたり、『DREAM BOYS』という舞台をやっていたり、KAT-TUN亀梨和也として活動していく中で、外せないワード。受け取ってくださるファンの方が何か感じ取っていただけたらと思って、このタイトルにしました」と説明。「僕自身はユメというよりも、より生々しい1人の人間としてこの連載に向き合ってる部分があったり、ユメという存在があるからこそ、ユメ以上の現実として生きている僕でもある、という思いも込めました」と作品への思いを明かした。
撮影/藤澤由加