無料インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaSPECIALチャンネル」で、『偏差値32の田村淳が100日で青学一直線~学歴リベンジ~』#19が、3月3日に放送された。
この番組は、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、唯一のコンプレックスだという“これまでの人生で一度も勉強をしてこなかったこと”を克服すべく、たった100日で憧れであった青山学院大学に合格することを目指すリアルドキュメンタリー番組。合格するために禁酒し、本気で受験勉強に奮闘していく田村にAbemaTVが完全密着する。
3月3日の放送では、青山学院大学の個別学部入試を受けた田村が、全ての合否結果を確認した。これまでに全学部入試と、個別学部入試の社会情報学部A方式、経営学部A方式の3つを落としてしまい、残されたチャンスが残り2回。他の受験生を配慮し、これまでに打ち明けることができなかった法学部への想いを明かし、2月21日に行われた法学部B方式を第1志望として試験に臨んだ。
そして、迎えた最後の合格発表の日。深夜まで仕事があった田村は、同じく青学受験を行っている演出家のシゲさんと共に居酒屋で合格発表を確認。まずは田村が「手応え0」と話していた2月19日に受けた経営学部B方式から見ていくことに。これまでと同じくパソコンで合否の結果を確認した田村だが「不合格です…」と答え、落ち込んだ。続いて、一緒に法学部を受験したシゲさんの合否を確認するが、結果は不合格。シゲさんは「全部が終わりました」と顔を伏せてしまい、田村も「青学の門、閉ざされましたね…」と深いため息をついた。
重い空気が漂う中、スタッフが田村に、試験が終わってからの1週間どんな心境だったかを聞くと、田村は「勉強しなくていいっていう解放感はあるけど、合否のことが常に頭にあるから。あと、日常が戻ってこない。夜もあれだけ憂鬱だった勉強部屋に入って参考書開いてるからね」と、試験終了後も勉強をしていることを明かした。さらに「お酒も飲んだけど、思ったより飲めなくなっていた。シャンパン2杯飲めない」と、この受験勉強の期間で日常のさまざまなことが大きく変化したことを語った。
また、これまで他の受験生への配慮により明かすことができなかった“法学部”について質問をされた田村は「テレビ業界に入って、僕が始めたころよりも新たに追加されたルールがたくさんある。そもそも自由に動くためにルールが作られたのに、増えすぎたルールによって自由が減っていくなと感じて。そこから漠然とルールとか法律に興味を持ち始めた。ルールを勉強したら自分が動き回れる範囲が明確に見えるかなって。迷いながらだと全速力で走れないから」と、あらためて法学部で勉強をしたい理由を語った。
今回の受験で自分を知ることができたと話す田村は、「唯一気になったのは他の受験生のこと。俺たちが受験するなんてそれはむかつくだろうなとか、いらだたせてしまうことは申し訳ないと思っていた。受験はなめてないし、しっかり向き合おうと思って可能な限り、机に向かってきた」と、受験生に対しての心境も明かした。
そして、ついに迎えた合否確認の瞬間。「今までと全然違う、全学部日程の時も手が震えたけど…」とかなり緊張をしている様子の田村は、最後に小さな声で「(青学に)入れてほしい」とつぶやき、受験結果を確認。結果を確認した田村は、パソコンの画面を見て何度かうなずき、これまでにないほどの小さな声で「不合格です」と答えた。
「(クリック)押しながら思ってるんだよね。こんなに一生懸命やったけど、これくらいの一生懸命さじゃ追いついてないっていうのがどこかにある…残念」と話した田村。すぐに「“法学を学びたい”っていう気持ちは変わらないから、今年青学で法学を学びたいっていう夢は断たれたけど、来年受けることもできるし、違う形で勉強することもできる。気持ちはすぐに立て直せないけど、道は閉ざされたわけではない」と、前向きな気持ちを伝えようとするものの、途中で言葉に詰まってしまい「いや…強がってんのか…」と、気持ちの整理がつかない様子を見せた。
今後について田村は、合否の結果を左右したと思われる“英語”を引き続き勉強することを明かし、「『来年もやるぜ!』とは今は言えないけど、法学を勉強するにあたって何かしらの挑戦はすると思う」と、今の正直な気持ちを明かした。
AbemaTV『偏差値32の田村淳が100日で青学一直線~学歴リベンジ~』#19
放送日時:3月3日(土)後10時~11時
放送チャンネル:AbemaSPECIAL
出演者:田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/8WzPwSpieFerxX
※過去の放送はAbemaビデオで無料で視聴可能。
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