tvk(テレビ神奈川)のお昼の情報番組『猫のひたいほどワイド』(毎週(月)~(木)正午~後1・30)のファンイベント「tvk 猫のひたいほどワイド 祝2周年感謝祭~お雛様からの挑戦状~」が3月3日(土)、神奈川・藤沢市民会館で開催。八神蓮、小林且弥、三上真史、藤田玲といった各曜日のMC陣4人と、猫の手も借り隊(=リポーター。以下、借り隊)が、曜日対抗企画やファンとの触れ合いを楽しんだ。
予想外のファンサービスやムチャぶりで大いに盛り上がった同イベント。「湘南台編」では、お雛様に扮した“岡村ひな”こと進行役の岡村帆奈美アナが、赤いボタンを手に登場。ボタンを押すとムチャぶりが発動するというもので、山形匠には「湘南台をテーマにラップ」、木津つばさには「2階席全員とハイタッチ」と指令が。2人が困惑しつつも任務をこなす中、「そのボタン木曜にも欲しい」と藤田がにやり。ムチャぶり王として知られる藤田だけに、「ボタンなくてもやってるでしょ!(笑)」とコバカツ(小林)が鮮烈ツッコミ。また、2階席での木津のハイタッチがなかなか終わらないハプニングに見舞われた際も、コバカツが「もう企画全部やめてハイタッチ会にしません?」と提案し、会場は大爆笑に包まれた。
曜日対抗企画の「全員相撲」では、男性陣全員が尻相撲で勝負し、残った人の多さを競うバトルを。結果、火曜と水曜が同点となり、急きょ谷水力(水曜)と山形(火曜)の“リッキーVSゴリッキー”対決で勝敗を決めることに。ゴリラキャラとしても知られる山形は、ゴリラの物まねで谷水を押し出し勝利。そのままステージを縦横無尽に動き回り、「誰かつかまえてあのゴリラ!(笑)」と一同から総ツッコミを受けていた。
谷水・山形の対決はこれだけでは終わらなかった。借り隊1人ひとりが独断で選んだ観客1人が、自分の推しメンかどうかを当てる「湘南台デート」では、再び火曜と水曜が同点となり、急きょ谷水・山形が「甘い言葉対決」で再戦することに。コバカツから「確かゴリッキーはスイートゴリラタイプだから」と背中を押された山形は、「スイートゴリラタイム。おーい、みんな今日はどこから来たの~お!?」と甘い言葉を投げかけるも、残念ながら会場の反応は今ひとつ。一方の谷水は「ちょっと待ってください!」と直前まで困惑モードだったにもかかわらず、「谷水力のスイートスイートタイム。バーカ、アーホ。…好き」と、谷水おなじみの胸キュンぜりふで会場は大盛り上がり。甘い言葉対決は谷水に軍配が上がった。
続いて行われた「朗読劇」では、各曜日が趣向を凝らした朗読劇を披露。トップバッターの火曜メンバーは、コバカツ・山形・大矢剛康から石渡真修にドッキリが仕掛けられ、急きょ客席から募った3つのお題で、石渡が台本にはないツッコミラップを披露することに。また、月曜メンバーは、“踊ってみた”をテーマに、八神、石原壮馬、今川碧海、そしてイベント当日は欠席となった和田雅成もVTR出演し、4人で人気ボカロ曲「すーぱーぬこわーるど」をパフォーマンス。朗読劇対決では月曜が勝利となった。
最後に、3月いっぱいで番組を卒業する和田(VTR)、木津がメッセージを披露。2人からは「僕は人より成長速度が速くなくて、たくさんご迷惑をかけたかもしれない。でも、僕なりに精いっぱいこの番組と向き会ってロケや生放送に参加させていただきました。2年間でしたが、一緒に番組を作ってきた、僕の思いみたいなものも乗せて、いつまでもこの番組が続いてほしいと思います。2年間、応援してくださってありがとうございました」(和田)、「人見知りの僕ですが、木曜メンバーやお客さんが温かく迎えてくれたからこそ、こうして木曜イエロー・づっつーとして楽しんでいけたと思います。卒業とはいえ、まだ放送は残っているので、僕が“男になる瞬間”を、最後まで見届けていってくれればありがたいです。ありがとうございました」(木津)と番組への感謝の言葉が送られ、温かい拍手の中「湘南台編」は幕を閉じた。
なお、イベントの模様や卒業メンバーのインタビューを送る特番『猫のひたいほどワイド 祝2周年感謝祭スペシャル』が、3月31日(土)後8・00より放送される。