無料インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaSPECIALチャンネル」で3月2日に放送された『エゴサーチTV』にたむらけんじがゲスト出演した。
この番組は、キングコングの西野亮廣がMCを務め、毎週迎えるゲストと一緒に、ゲストに関する“エゴサーチ”をしながらインターネットで出てきた情報や噂などについて、嘘か本当かジャッジし、訂正していくトークバラエティ。
3月2日の放送では、たむらけんじがゲストに登場。番組冒頭、MCの西野は「仮想通貨がらみで、コインチェックの次に叩かれているこの人です」と笑いを誘い、たむらを呼び込む。たむらは「ほんまやで!なんで俺がコインチェックばりに叩かれなあかんの?」とスタジオに登場。“たむらけんじは3500万円の儲け「芸人の仮想通貨事情」が明かされ視聴者衝撃”という記事についても「これもホンマちゃうねん、アホやな~」と話し、「これもちゃんと俺は説明してるんだけど、3500万円の儲けじゃなくて株と一緒だから売った瞬間に“損得”なの。俺はまだ仮想通貨は仕込みの段階だから持ったままで、あくまでも含み益が3500万ですよ。その含み益は今日の時点でもう1000万円切ってます」と真実を明らかにした。
また「なんの勉強もしてないやつが批判してくることが一番苦痛」と話すたむら。自分が推している仮想通貨を後輩芸人に薦めて、値段がつり上がったタイミングで売り抜けていると言われたことを挙げて「その書き込みをした瞬間に、投資もしたことないし、仕組みも分かってない、ただアホをさらけ出してる」と語り「仮想通貨の相場が動くって…何百億いる思ってんねん。藤崎マーケットのトキがちょっとやったくらいでピクリともするか」と笑いを誘った。
今回の件でさまざまな批判を受けたたむらは「ありがたい話にさ、1個も悪いことしてないのに勝手に炎上して、東京で仕事なんかなかったのに仮想通貨がらみの仕事がバンバン入ってくる。本当にね、炎上させてくれてありがとうございます」と深々と頭を下げ、「俺からしてみたらざまあみろやね」と語った。
たむらが手掛けるさまざまな事業についての話題では、西野が「いくつ事業やってるんですか?」と質問すると、たむらは「もう分からんようになってきた、でも全然金残ってないで」と。また、ひと昔前に自身が経営する焼き肉屋1店舗の年商が3億6千万だったことを明かし、西野を驚かせた。
しかし「そのお金1円も残ってない、何に使ったかも分からない」と話すたむらは「その時は自分で経営やってるつもりだったけど“ごっこ”だった」と語り、さらに西野を驚かせた。
そこから経営を勉強したたむらは、共に働く仲間も増え、現在は焼き肉店、車店、最近はチーズケーキの販売なども行っていることを説明。新しい事業を始めるきっかけとして“面白い”を軸に考えるたむらは「面白ければお金はついてくる、仕事でも何でも好きでないと続かない」と、独自の経営学を語った。
番組の最後に“大阪市長選や参議院選挙に出馬か?”という記事を見た西野が単刀直入に「出るんですか?」と質問すると、たむらは「いや、もう出えへん」という意味深な回答。その理由を聞くと、たむらは「1回出ようと思った」と続け、「震災の時に、何かできることをしたいと思ったけど、芸人として吉本興業のタレントとしていろいろ制約があった。それはもちろん仕方ないけれど、芸人であることで何もできないのであれば何か権力を持ちたいと思って政治家になろうと思った」とその経緯を語った。
さらに、たむらは橋下徹氏に会いに行き、政界進出への思いを伝えたものの、橋下氏からは「この仕事って本当に地味で、たむらさんみたいな華やかな世界にいる人がいきなり入ったらビックリする、なので1回地方の議員さんとか市議とかを経験して、それでも政治家をやりたければ僕はいくらでも協力する」と言われたことを明かし、スタジオを驚かせた。
その他、番組ではたむらが“ふんどし・獅子舞”の誕生秘話を語るほか、昔、西野がたむらに怒られた理由などが明かされた。
AbemaTV『エゴサーチTV』
放送日時:毎週金曜日 後10時~11時
放送チャンネル:AbemaSPECIAL
放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/8TJJNZgMnTtBFu
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