映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?』の公開初日舞台あいさつが行われ、黒島結菜、小瀧望(ジャニーズWEST)、高杉真宙、川栄李奈、谷村美月、市川知宏、篠原哲雄監督が登壇した。
累計150万部突破した、いくえみ綾の人気少女漫画を黒島と小瀧のW主演で実写映画化。真っすぐで不器用な等身大の女子高生・住友糸真(黒島)、転校先で出会った、クールで上から目線の“オレ様系モテ男子”舘林弦(小瀧)、弦の幼なじみの“ゆるふわ系モテ男子”桜井和央(高杉)、“小悪魔系キラキラ女子”国重晴歌(川栄)らの恋模様を“思春期あるある”エピソード満載で描く、青春ラブストーリー。
イベント当日はひな祭りということで、キャスト陣はピンクを取り入れたコーディネートで登場。小瀧がピンクのシャツをドヤ顔でアピールすると、客席からは黄色い歓声が送られた。公開初日を迎えて小瀧は、「1年前に情報解禁して、撮影に挑んで、本当にこの日までドキドキワクワクでした」と。「記念すべき日をキャストの方々や監督、皆さまと迎えられて、感じたことのない達成感と爽快感に満ちあふれています」としみじみ語り、今の心境を「解き放たれた感じです!」と両手を広げ、天を仰いだ。
小瀧とW主演を務める黒島は、役作りについて「原作を読ませていただいた時に、少女マンガだけどリアルな物語。ある意味、自然にお芝居できました」と。「(糸真は)小動物っぽい印象を受けたので、リスみたいなわちゃわちゃっとしている感じができればと」と語った。続けて、原作者のいくえみ綾から和央の再現度“120点”と太鼓判を押された高杉は「原作者の方は漫画の世界の神様で、その方に言っていただけてうれしいです」とニッコリ。
また、撮影に入る前に、いくえみ綾に電話で話を聞いたという高杉と小瀧。小瀧は「基本的には性格とかね。(弦と和央は)黒王子、白王子みたいな言い方をされていたので、どういう意味なのかを聞いたりしました」と明かし、高杉は「(いくえみ綾と)お会いしたんですけど、緊張して質問できなかったので、電話でお話をさせていただきました」と振り返った。
本作のタイトルにちなみ、“人生で自分が主役だと感じた瞬間”について聞かれた小瀧は「実家に帰った時。家族から大人気なんです!」と告白。「家に帰ったら、まずオカンが走って出迎えて、次にリビングで親父があぐらかきながら『おう、おかえり』って。最後に仕事から帰ってきた姉ちゃんが僕に抱きついて『お疲れさま~』って。皆から甘えられるので、家族の中で主役だなと思います」とエピソードを披露。
MCから「お姉さんから抱きつかれるんですか?」と質問されると、小瀧は「めちゃめちゃ甘えられるんですよ!」と。さらに、抱きつかれた時の反応を「よしよしって感じなんですか?」と尋ねられた小瀧は「放置です。僕は(姉に)何もしません、無です。何かしたらややこしいので(笑)」と言いながら、「家族全体仲がいいです」と笑顔で語った。
最後に小瀧は「1年越しにこのすばらしい映画を皆さんに届けられることができて、本当にうれしく幸せです!キラキラしていて、ドキドキ、ワクワク、ほろ苦くもあり甘酸っぱい青春がギュッと詰まったこの映画を日本中に、いや!世界に!届けたいです!」とメッセージを送った。
映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』
全国公開中
<ストーリー>
東京の女子高でハブになり、逃げるように札幌に引っ越した住友糸真(黒島)。転校初日、彼女が出会ったのはクールで上から目線だけど親友思いの舘林弦(小瀧)、笑顔がまぶしいちょっと病弱な桜井和央、そして最初に優しく声をかけてくれた国重晴歌(川栄)。女子の間では“弦と和央はみんなのもの”というルールがあるにも関わらず、糸真は弦・和央と仲良くなってしまう。それをよく思わない晴歌はグループで結託し、糸真をハブの対象にしてしまう!!しかし晴歌は弦に告って…!?友情をとって仲良く過ごしたい。でも、「好き」な気持ちを伝えたい…。果たして、糸真は恋の主役になれるのか―!?
出演:黒島結菜、小瀧望(ジャニーズWEST)、高杉真宙、川栄李奈、谷村美月、市川知宏、綾野ましろ、石川志織、中村久美、鈴木砂羽、白石美帆、森崎博之
原作:「プリンシパル」いくえみ綾(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:篠原哲雄
脚本:持地佑季子
配給:アニプレックス
公式サイト:http://principal-movie.jp
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