3月21日(水・祝)公開の映画『曇天に笑う』の大ヒット祈願“曇天丸”出発式&トークイベントが行われ、主演の福士蒼汰、中山優馬、桐山漣、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人が登壇した。
原作は、唐々煙の同名漫画。2014年にアニメ化、2015年に舞台化され、「踊る大捜査線」シリーズや「亜人」などヒット作を手掛けた本広克行監督により実写映画化された本作。物語の舞台は明治初頭の滋賀県・大津。国の平和を守ることを生業とする曇天三兄弟を中心に、強く美しく戦う男たちが、それぞれの運命の挑んでいく姿をド派手なアクション、笑いや感動も満載で描く。
この日は、東京スカイツリーを背に、ド派手な装飾を施した特製の船“曇天丸”の出発式からスタート。キャスト陣が和装姿で登場し、曇天丸に乗船すると、集まったファンから黄色い歓声が上がった。福士は「皆さんのおかげで今日は“快晴に笑う”です。『曇天に笑う』の大ヒットに向けて出発したいと思います!」とあいさつし、全員でテープカットを行った。
出発式後に行われたトークイベント。福士演じる曇天火たち一家には「秘密をもたない、嘘をつかない」という掟があるが、それにちなみ“誰にもいえない秘密にしていたことは?”と質問が。福士は「秘密はないです」ときっぱり答えつつ、「撮影時にモンスターを捕まえるスマホゲームにどハマりしていて、撮影の空いている時間があったら、すぐ出かけて、モンスターを見つけに行ったりしていました(笑)」とエピソードを披露した。
中山は「虫が異常に嫌いで、我を失ってしまうぐらい嫌い。でも、どこの現場に行っても最初は隠しているけど、長いこと一緒にいるとバレます」と告白。MCから「虫を見つけた時にどんなリアクションをするか」というムチャぶりに、中山は「ギョギョッ!」と手振り付きで驚いたリアクションを披露。会場が笑いに包まれる中、キャスト陣から「さかなクンだったの?!」とツッコまれ、虫に遭遇すると走って逃げていたことも暴露された。
また、曇天火は“どんな時でも笑っていられる強い男になれ”が信条。それにちなみ“カッコいい男の信条”を聞かれると、福士は「守れる男。強くて守れる男がすごくカッコいい」と。中山は「余裕のある人、一度全てを受け入れる。口数も少なく、背中で語る、昔のお父さんみたいなイメージ」と。桐山も中山に同意し「余裕のある男はすごく憧れるし、どんな状況でも余裕ときちんと礼儀がある男になりたい」と熱く語った。
ヒロインが不在の本作で、「ヒロイン的ポジションは誰だったか」と聞かれた福士は「劇中では(中山)優馬」と明かし「捕らわれちゃったり…って、ネタバレになるからあんまり言えない(笑)」と語った。
イベントの後半では、お気に入りのシーンやセリフを福士と中山が実際に再現する企画。曇天火の弟・空丸を演じる中山は「兄貴~!」と叫ぶシーンを、福士は真剣な表情で「弟を返してもらおうか」というシーンを披露し、観客を沸かせた。
最後に福士は「この映画はアクションエンターテインメントなので、すごくド派手なアクションがいっぱいあります。たくさんのすごくかっこいい男たちが出ています、そして愛のある映画で家族愛、兄弟愛、いろんな愛が皆さんに伝わったらいいです」とメッセージを送った。
映画『曇天に笑う』
3月21日(水・祝)全国ロードショー
出演:福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人、池田純矢、若葉竜也、奥野瑛太/東山紀之
原作:唐々煙「曇天に笑う」(マッグガーデン刊)全6巻+外伝
監督:本広克行
脚本:高橋悠也
主題歌:「陽炎」サカナクション
配給:松竹
公式サイト:donten-movie.jp
©映画『曇天に笑う』製作委員会©唐々煙/マックガーデン