3月16日(金)公開の『リメンバー・ミー』より、日本版声優を務めるへクター役の藤木直人とミゲル役の石橋陽彩が一緒にハモる愉快な楽曲「ウン・ポコ・ロコ」を歌う本編シーンが解禁された。
公開されたのは主人公ミゲル(石橋)が音楽コンテストに出場し、大勢の観客の前で初めて歌うシーン。ミゲルはギターを弾きながら、初めて人前で歌うとは思えないほど美しい歌声を披露し、ガイコツたちも超ノリノリ。盛り上がる中、ガイコツのヘクター(藤木)もミゲルと一緒に歌うことに。戸惑うへクターだったが、ステージに上がると軽快なステップを披露する。ミゲルは「死んでるわりにうまいね!」、へクターも「生きてるわりにお前もやるなぁ」と、息ぴったりのパフォーマンスに会場も大盛り上がり。さらにへクターは歌いながらガイコツならではの“ホネホネダンス”を見せる。最後はミゲルと一緒に「君はウン・ポコ・ロコ~♪」ときれいにハモり、ガイコツたちから拍手喝采を浴びる。
楽曲のタイトル「ウン・ポコ・ロコ」は、スペイン語で“ちょっと変わり者”という意味。歌詞を書いたエイドリアン・モリーナ共同監督は「ウン・ポコ・ロコ」について、「このシーンではミゲルとへクターはお互いに少し不信感を抱いているんだ。2人は相手にイライラしているんだけど、一緒に何かをしたら楽しい化学反応が起こることもある。そういうことを歌にしたんだ」と明かしている。
ミゲルは音楽コンテストで優勝すれば伝説の歌手デラクルスに会えるから何としても優勝したい、へクターはミゲルに生者の国に帰って“あること”をしてほしいと考えており、お互いに企んでいることがある。しかしエイドリアン共同監督は「ミゲルとへクターはお互いにとてもイライラしている。だから楽曲『ウン・ポコ・ロコ』では、誰かのちょっと変わった所にイライラしても、力を合わせて一緒に何かをすれば、結局はその人のことを心から好きだと思えるという内容にしたんだ」と語っている。
リー・アンクリッチ監督も、ミゲルとへクターの関係について「彼らは楽しいキャラクターだよ。僕たちはいつも、ヘクターとミゲルの関係を、兄と弟の関係のように描いた。ヘクターはミゲルが持てなかった兄みたいな存在。彼らのやりとりを描くことはとても楽しくて魅力的だったよ」と語っている。
http://youtu.be/w3HHBlp90iM
『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』
3月16日(金)全国公開
監督:リー・アンクリッチ
共同監督:エイドリアン・モリーナ
製作:ダーラ・K・アンダーソン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:disney.jp/Remember-me
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