高杉真宙主演の映画「想影」が、AbemaTVの「ドラマチャンネル」で3月31日(土)後9時から独占放送されることが決定した。
本作は「女による女のためのR18文学賞」で最終選考にノミネートされた、野村実来原作のラブストーリーより着想を得て制作されたインディペンデント映画。主人公・栄を高杉真宙、ヒロイン・由美を松原菜野花、栄の大人時代を細田善彦が演じた。監督は、広告代理店勤務の傍ら、映像制作を行っている加藤慶吾。
アーミーナイフをいつも持ち歩き、果物をむくのがうまかった男の子、栄大輔(高杉真宙)。栄は、どこかの農家の一人娘と結婚するという。結婚の知らせをきっかけに、幼なじみであった中村由美(松原菜野花)の心には、果物を介した中高生時代の思い出が次から次へと瑞々しく蘇り、同時に栄に伝えられなかった想いが後悔とともにあふれ出してくる。10年のときを経て、過去の想いと対峙する決心を固めた由美は、栄に対してある行動をとる。
2015年に撮影が行われた本作は、2016年SKIPシティ国際Dシネマ映画祭でプレミア上映され、観客投票で第1位を獲得した。また、2016年夏の東京・新宿シネマカリテ主催の映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション」50作のうちの一作としても選定。2017年5月には下北沢トリウッドで2週間限定の予定で公開され、好評により上映が2週間に延長された。
<コメント>
■高杉真宙/栄大輔役
僕が主演する映画「想影」がAbemaTVで独占放送されます。
去年下北沢トリウッドで二週間限定公開されて以降、初めての公開となります。
中学生の役をやらせていただいたのですが、当時既に19歳で中学生役を演じるというので、ドキドキしながら撮影に挑んだのを覚えています。ただ、役作りにおいては、中学生だからどう…ということではなく、栄という人物のことを考えている時間が多かったです。あと果物を剥く練習もたくさんやりました。
この作品の1番の魅力は瑞々しさだと思います。ピュアなんですよね、
キャラクターも映像も。うまく言えないんですけど…、心がスっとなるといいますか、本当に素敵な綺麗な映画です。きっと観ていただければわかっていただけると思います。是非、「想影」を観てください!
■加藤慶吾/監督
本作を撮影したのが2015年の秋?冬にかけて、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭で観客投票第一位をいただいたのが2016年の初夏、下北沢トリウッドでの上映が2017年の初夏…。この作品とともに大変長旅をしております。
都内までお越しいただけなかった多くの方から、うれしいことに、全国での上映を切望されていました。「AbemaTVでの独占放送」という、普通の映画とは少し異なる方法で、皆様の元にお届けすることができます。
3月31日の夜を楽しみに待っていていただければと思います。
<監督プロフィール>
加藤慶吾
1988年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学文化構想学部卒業。広告代理店勤務の傍ら、映像制作を行う。監督・プロデュースした作品は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、ショートショートフィルムフェスティバル、東京学生映画祭などにてノミネート。
欅坂46 4thシングル「不協和音」において、今泉佑唯の個人PV「今泉佑唯のひとり童話」を監督。
映画「想影(おもかげ)」
AbemaTV「ドラマチャンネル」
放映日: 3月31日(土)後9時~
出演:高杉真宙、松原菜野花、細田善彦 ほか
「想影(おもかげ)」公式HP: https://www.omokage-movie.com/