無料インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaSPECIALチャンネル」で、オリジナル恋愛リアリティーショー『真冬のオオカミくんには騙されない』#9最終回が3月25日に放送された。
最終回となる3月25日の放送では、「本気で恋をしたい」と願う現役女子高生メンバー4人が、最後の告白を決行。女子が告白したい男子を指名し、オオカミの着ぐるみを着て赤い風船を手に待つ男子に告白。OKなら風船を女子に渡し、その男子がオオカミであれば風船を手から離すというルールで女子メンバーが順番に告白していった。
最初に告白を行ったのは、ラッパーの吉田凜音(りんね)。指名したのは、第一印象から気になっていたダンサーのSORA。雪山で待つSORAの元にやってきたりんねは、緊張した様子を見せながら「初めてSORA君に会った時から気になっていて、今でも一番気になる存在です。お互いまだ知らないことも多いと思うし、友達からでもいいのでこれからもっとSORA君のことが知りたい」と語り、最後に「オオカミくんじゃありませんように」と想いを伝え、手を差し出した。
沈黙の流れる中、オオカミの着ぐるみを着たSORAの手からはゆっくり風船が離れていき、SORAの“オオカミくん”が確定。「そっか…」とため息をついたりんねは、SORAから手紙を受け取り「僕には一流のダンサーになりたいという夢があり、いろんな人と関わり表現力を身に付けたくてオオカミくんを引き受けた。でも、りんねの一途な思いに『応えてはいけない』というのはすごく辛かった」という内容に思わず涙を見せ「私のアーティスト活動をちゃんと見てくれたし、いつかステージで共演したい。好きになってよかった、人間として強くなれたかな」と語った。
次は、モデルのマーシュ・彩(あや)と、女優の安倍乙(おと)がモデルのバンダリ亜砂也(あさや)を指名。あやは、「あさや君は、最初のイメージと違っていろんな人と話してみたけど一番いいなと思いました。友達からよろしくお願いします。オオカミじゃないって信じています」と伝え、おとは「2人でデートをして、すごい話しやすかった。これからもっと(あさやを)知っていきたい。オオカミじゃありませんように」と想いを伝えた。
2人が手を差し出す中、あさやが持つ風船はあやの元に。あやがしっかりと風船をつかむと、おとは笑顔を見せ、すぐさまその場を立ち去った。その後、オオカミの着ぐるみを脱いだあさやは「オオカミじゃないよ、信じて選んでくれてありがとう」と笑顔を見せた。
その様子を見ていたスタジオのDream Amiは、「オオカミじゃなかったよ!鳥肌!」と興奮した様子を見せ、あさやのことが好きだけど“オオカミくん”ではないかと疑いを持っていた横澤夏子は「絶対オオカミだと思ってたよ!」と語り、涙を浮かべて2人を見守った。
そして“新ルール”により途中で脱退となったモデルの若槇太志郎(たいぞー)に想いを寄せていた元アイドルで女優の大和田南那(なな)は、「たいぞー君がいなくなって私は、(誰にも)告白ができないかなって思いました。たいぞー君の脱落後、いろんな人と話したけどこの短期間で簡単に気になりましたとは言えないかなと思った」と語り、告白を放棄した。
この決断をしたななに「脱落者に想いを寄せて告白を破棄したあなたには、脱落者が“オオカミくん”であったのか知る権利がある」という手紙が渡されたが、ななは「大丈夫です。オオカミであってもそうでなくても変わらないので」と断り、たいぞーが“オオカミくん”だったかどうかは、誰も分からないまま幕を閉じた。
最後の告白を終え、これまでを振り返ったおとは、「純粋に恋ができて想いを伝えることができた。人生の中でいい経験になった。恋ってこんな苦しいものなんだなって、この恋心を芝居に生かしたい」と、これからの女優業に向けての意気込みを明かした。
最後の告白を行わなかったななは、「みんなで遊園地に行ったり、2人でデートしたり、したことなかったので楽しかった。告白はできなかったけど、人のことを1から知って気になることが初めてだった」と語った。
そして、最初から一筋に想いを伝えてきたりんねは「本当に楽しい恋愛ができた。自分から積極的に行くことも告白するのも初めて。初めてのことだらけだった。(今度は)好きになってくれる人を好きになろうかな(笑)」と、これまでで一番の笑顔を見せた。
AbemaTV『真冬のオオカミくんには騙されない』
#9(最終回)放送日時:3月25日(日)後10時~11時
過去放送URL:https://abema.tv/video/title/90-850
©AbemaTV