大谷亮平主演の映画「ゼニガタ」(5月26日(土)公開)の本予告映像と新場面写真が公開。綾部真弥監督のコメントも到着した。
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』『奪い愛、冬』などで注目を集めた大谷が初主演を務める本作。表向きは居酒屋経営者、裏では10日で3割の超暴利で金を貸しつけ苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金屋・銭形富男(大谷)を主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落を描く。
公開された予告映像には、富男が居酒屋で客から金品を巻き上げるシーンや、「芋が育たなければ、身体を売る」という条件で、富男から金を借りた脱サラ債務者・真田留美(安達祐実)が畑を耕すシーンが。
新場面写真には、札束のベッドで眠る剣持八雲(田中俊介)や、大量の札束を抱きかかえる早乙女珠(佐津川愛美)の姿が収められている。
綾部監督は「撮影時はとにかく天候に悩まされました。10日間以上も雨が降り続き、最終日には台風直撃という、経験したことがないような天候でした。ただ雨の影響で場所を変更して撮影したのが、どのくだりも予定していた場所よりよくなったのと、常に地面などが濡れていて、作品世界としては艶が出たのがよかったと思います」と撮影裏話を告白。主演の大谷については「周りの人物があくせくと動き回るのに対し、常にブレない大谷さんの存在が心強く、共に銭形富男という人物を作り上げていく作業が楽しかったです」と語っている。
https://youtu.be/a-ZONwYd4hM
映画「ゼニガタ」
5月26日(土)シネマート新宿ほか全国ロードショー
<ストーリー>
錆びついた漁船が停泊するひなびた漁港。路地裏の一角でひっそり営む居酒屋「銭形」。店主は銭形兄弟の富男と静香(小林且弥)。表向きは居酒屋だが、深夜0時から闇金「ゼニガタ」に変わる。トサン(10日で3割)という違法な高金利で金を貸し苛烈な取り立てで債務者を追い込むのが銭形兄弟のスタイル。ある日、ボクサー崩れの男・八雲が「銭形」に入れてくれと申し出てきて…。
公式HP:http://zenigata-movie.com/
©2018「ゼニガタ」製作委員会