映画『名探偵コナン ゼロの執行人』の公開記念舞台あいさつが行われ、ゲスト声優の上戸彩、博多大吉、レギュラー声優の高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、古谷徹が登壇した。
劇場版シリーズ第22弾となる本作は、東京サミットの会場を狙った大規模爆破事件を発端に、コナンと公安警察が真っ向から衝突するストーリー。主題歌『零 -ZERO-』は、コナンシリーズ初タッグとなる福山雅治が担当している。
公開初日を迎えて、弁護士・橘境子役の上戸は「私も『コナン』を観て育ってきた年代なので、こうして同じステージに豪華な皆さんと立てることをすごくうれしく思っています」と感想を。司法修習生・羽場二三一役の大吉は、マネージャーに評判はどうだ?と聞いてみたらしく「『予想通り下手くそだったというのと、そこまで下手じゃなかったという2つに分かれています!』と。よかった、よかった!と思いましたけど、よくよく考えてみたら結局下手なんじゃないか!(笑)」とコメントし、会場を笑わせた。
脚本を担当した櫻井武晴氏は“今年のコナンは4回観ても楽しめる”と言っていたということで、MCが2回以上観た方はいますか?と会場に呼びかけると、この日は公開2日目にもかかわらず大勢の観客が手を挙げた。私立探偵(安室透)・黒ずくめの組織(バーボン)・公安警察(降谷零)の3つの顔を持つ男を演じる古谷は「あと30回ぐらい、お財布が“ゼロ”になるまでお願いします!」とタイトルにかけてアピールした。
本作の見どころについて、上戸は「後半になるとこういうことだったんだ、こういう関係性だったんだって、いろんな方に憑依して違う観方をしてみると、また映画が全く違うように観えてくると思うので、楽しめるポイントがたくさんあると思います」と。古谷は「『純黒のナイトメア』で赤井秀一と戦っていた時におへそがチラリ、と見えたのは皆さんご存知だと思いますが、実は今回も腹筋が見られるポイントがあります。なんと1秒だけ、12コマ!30回観たら見つけられると思います」とニッコリ。また、鑑賞3回目にして初めて泣けたと明かし、「絵も素晴らしかったし、安室透カッコよかった…!」と自画自賛。すると、すかさず大吉が「なるべくそういうのは我々が言いますので…(笑)」とツッコんだ。
また、イベントでは、男性陣が劇中のキャラクターに成り切って、上戸に告白をすることに。古谷は「僕には命を懸けて守らないといけない人がいる。それは…あなた、上戸彩さんです!」と上戸を真っすぐに見つめて告白すると、会場からは黄色い歓声が。上戸も古谷の美声に「しびれますね~」と聞き入ったようで、「ありがとうございます、ごちそうさまです」と。その後、毛利小五郎役の小山、羽場二三一役の大吉が披露するも、勝者は圧倒的な差で古谷に。
見事勝利を勝ち取った古谷に、上戸が「安室さんカッコよかったです!」と声をかけると、古谷は「あとでスマホの番号教えてください」とどさくさまぎれにおねだり。高山から「コラコラ!先輩コラ~!」とツッコミを受けていた。
映画『名探偵コナン ゼロの執行人』
全国東宝系にてロードショー中