4月29日(日)からスタートする『NHKスペシャル シリーズ大江戸』(NHK総合)の試写会が4月17日(火)、東京・渋谷NHK放送センターにて行われ、番組ナビゲーターを務める溝端淳平が登壇した。
2020年の東京五輪を前に、国内外から注目を集める東京。同シリーズでは、そのルーツの町・江戸の知られざる姿を、ドキュメンタリーや4KCG、ドラマ表現など多彩な演出で描く。シリーズは全3回。ナビゲーターは松平健、木村佳乃、溝端淳平。4月29日(日)放送の第1集は、“水の都”江戸の誕生の秘密に迫る。
シリーズのロケパート全般を担う溝端は、昨年9月からロケに携わっていたという。江戸城内堀をボートで巡って築城石を観察したほか、軽飛行機で上空から江戸城を見下ろし、伊豆では海底に潜るなど、数々のロケ体験に「陸海空、全部に渡って、普段なかなか体感できないことを体当たりで挑ませていただきました。本当に貴重な経験ができました」とにっこり。
自然と江戸に興味を持ったと続けると、「今僕たちが住んでる東京の基盤が、江戸時代にこれだけ完成してたのかということに驚がくしました。東京オリンピックに向けて、江戸の街づくりという壮大なスケールのプロジェクトから、何かヒントをもらえるんじゃないかなと思います」と期待を込めた。
会見に同席した濱崎憲一チーフプロデューサーは、「台本にないことも聞いてくれる」と、溝端の“インタビュー力”を絶賛。記者からインタビュアーとしての心がけを問われた溝端は、「いや~お芝居についてはいろいろ考えたりしますが、インタビュアーとしてはあまり考えようという欲がないんです(笑)」と少々戸惑いながらも、「僕自身うそがあまりつけないタイプ。台本は用意してくださってるけど、ファーストリアクションを大事にしたいので、あえて予備知識を入れすぎないようにしています」とマイルールを明かした。
ロケのほか、松平・木村とのドラマパートにも出演する溝端。「松平さんは、どっしり優しく、僕たちを受け止めてくださる方。口数は多くはないけど、気遣いなどがとても繊細で、海のような人。木村さんは本当に明るくて、太陽のような人。お2人とのお芝居が本当に心地よかったですし、3本で終わってしまうのがもったいないぐらいでした」と、大先輩2人との初共演を喜んでいた。
NHK総合『NHKスペシャル シリーズ大江戸』
「第1集 世界最大!!サムライが築いた“水の都”」
4月29日(日)後9・00
「第2集 驚異の成長!!あきんどが花咲かせた“商都”」
5月27日(日)後9・00
「第3集 不屈の復興!!町人が闘った“大火の都”」
7月1日(日)後9・00