『島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭』で、特別招待作品「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」のレッドカーペットイベントが行われ、榮倉奈々と李闘士男監督とワニが登場した。
「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」。2010年に「Yahoo!知恵袋」に投稿された質問がたちまち話題を呼び、内容にインスパイアされた「ほぼ日P」がボーカロイド・初音ミクで作った同名オリジナル楽曲を発表。そのミュージック動画はニコニコ動画で再生回数1位を獲得し、現在200万回以上の再生を記録し、さらに翌年にはコミックエッセイ化もされた。
この物語を、妻・ちえ役に榮倉奈々、夫・じゅん役に安田顕を迎えて映画化。さらに大谷亮平、野々すみ花らが出演する。監督は李闘士男。
シャネルのドレスを着た榮倉は、那覇国際通りの沿道を埋め尽くしたファンからの大歓声に何度もにこやかに手を振って応え、約150メートルにわたるレッドカーペットを歩いた。
榮倉は世界中から集まったメディアの取材に応じたり、「奈々ちゃーん!!」という黄色い声援に応えてたり、ファンとの自撮りに応じたりと、終始リラックスした様子でレッドカーペットを楽しんだ。
体長2メートル20センチのワニを抱えてレッドカーペットを歩ききった李監督と榮倉は「妻ふり観てねー!」とコメント、レッドカーペットの感想を聞くと「サイコー!」とうれしそうに答えた。
「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」
6月8日(金)ロードショー
<ストーリー>
サラリーマンのじゅんが仕事を終えて帰宅すると、玄関で妻のちえが口から血を流して倒れていた!動転するじゅんだが、「ククク……」と笑うちえの傍らにはケチャップ。ちえは死んだふりをしていたのだ。それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。ある時はワニに喰われ、ある時は銃で撃たれ、またある時は頭を矢で射抜かれ…次第にエスカレートしてゆく“死んだふり”。最初は呆れるだけのじゅんだったが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか―。ちえの謎の行動には、“秘密”があった。
出演:榮倉奈々 安田顕 大谷亮平 野々すみ花
原作:「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(作:K.Kajunsky 漫画:ichida/PHP研究所刊)
監督:李闘士男『神様はバリにいる』
脚本:坪田文「コウノドリ」
主題歌:チャットモンチー「I Laugh You」(キューンミュージック)
配給:KADOKAWA
映画公式サイト:tsumafuri.jp
©2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会