『三宅裕司と春風亭昇太のサンキュー歌謡曲一座~モーレツにハレンチは永久に不滅です編~』(フジテレビ系)が4月28日(土)に放送される。
この番組は、昨年11月に放送された歌謡トークショー&ライブの第2弾。“あの時代だからあの名曲が生まれた”をコンセプトに、1960年代から70年代の日本歌謡史からテーマを設定。今回は【モーレツにハレンチ時代】(1968年~69年)、【永久に不滅です時代】(1973年~74年)を掘り下げる。
前回に引き続き、森昌子が登場するが、今回は本人としてだけではなく、森のコンサートではおなじみの8歳の姪っ子“ま~ちゃん”キャラに扮し熱唱、さらにスタジオトークを盛り上げる。
<森昌子 コメント>
◆収録の感想は?
「最近、歌番組が少なくなってきた中で、昭和歌謡を中心とした番組があるということが、とても貴重ですね。なんといっても団塊の世代はこういう歌が懐かしく、聴きたいと思ってくれるのでは。出演している私たちも楽しいですし、見ている方にも楽しんでもらえると思いますよ。スタジオでびっくりしてしまいました。オープニングで歌ったメンバーの中で私、一番若いんですもの、こんなことってないですよ!還暦なのに(笑)」
◆若いアーティストとのコラボはいかがでしたか?
「ももクロさんは、娘を見るような感覚ですね。でも、彼女たちはしっかりしていて、コラボは2回目ですが自然にすっと入ってきてくれる。親子ほど年が違うんですけど、“森さーん、きゃー!うれしいです!”って言ってくれてね。しっかりしていますね。すごく礼儀正しいですし、かと言って硬くない。時代をひっぱっている子たちなんだなと思いました。
ANZEN漫才のみやぞんには、“あー!会いたかった!”って言ったら、“あー!お久しぶりです”って言われて。(でも初対面だったので)“あのね、初めてよ”って言ったら、“そうです!初めてです”って(笑)。天然なのね、これが今ウケているのね、と感じました。何よりも笑顔がかわいい、垂れ目でくちゃっとなる顔。リーゼントはちょっぴり昭和の香りがしますね。これも私たち世代にウケている理由かもしれないですね(笑)」
◆8歳の姪の“ま~ちゃん”が登場しますね。
「2年生の8歳の姪っ子なんですけど、本当は出すはずじゃなかったんですが、出たがりで(笑)。私が“今日は来ちゃダメよ”で言ったんですけど、私のコンサートでは、私の歌の前に50分もコントやっているんです。だから“自分もいつもステージでやっているのだからどうしても連れて行ってくれ”って。いつもやっているコントのテーマが昭和歌謡だから、今回の番組にも合うかもしれないかな、とも思いまして。
口も態度も悪いのですが、憎めない子ですよ。根はいい子なんです、歌もしっかり歌いますしね。でも今日はちょっと心配なんですよ。言ってはいけないことはカットしていただいて(笑)」
◆“ま~ちゃん”の注目ポイントは?
「遠慮のないところですね。小学生らしい、というか。私の場合は大人、おばさんですから、良い悪いが分かるんですけど、“ま~ちゃん”はそれが分からないんですよ。でも、純粋で性格も悪くないので。こういう子供もいるんだ、と楽しんでもらえるのでは」
◆これから“ま~ちゃん”の露出は増えていきますか?
「仕方ないですね、本人が“行きたい”って言うから。連れてきちゃうんですね。これから露出多くなってしまうかもしれませんね(笑)」
◆なぜ今、森さんはバラエティー色が強くなったのですか?
「実は、元々私しゃべれないタイプだったんですよ。子供の頃からものすごく内気で。知らない人と話すことができなかったんですよ。50歳過ぎたくらいから体の変化と共に脳にも変化が起こったのですかね(笑)。自分ががらっと変わっちゃって。“あ、なんかいいんだ、自然体で気取らなくていいんだ、(すまして)『森昌子です』って言わなくていいんだ”って思うようになりました。ここ2、3年くらいでさらにその思いが強まったのかもしれません。キャラを作るわけではなく、その場で思ったことを言っているだけなんですよ。さらに“ま~ちゃん”もいるものですから、似てしまったのですかね!(笑)」
◆今後バラエティーとのバランスは?
「バラエティー6、歌が4になるかもしれません!」
◆『サンキュー歌謡曲一座』第3弾があったら、何をしてみたいですか?
「三宅さんと昇太さんとコントがしたい!」
『三宅裕司と春風亭昇太のサンキュー歌謡曲一座~モーレツにハレンチは永久に不滅です編~』
フジテレビ系
4月28日(土)午後6時30分~9時
※地域によっては午後7時~9時
<司会>
三宅裕司・春風亭昇太
<出演者>※50音順
浅野ゆう子、ANZEN漫才、伊藤咲子、井上順、梅沢富美男、岡千秋、奥村チヨ、木の実ナナ、小林幸子、小柳ルミ子、純烈、城みちる、中山秀征、野口五郎、日野美歌、黛ジュン、前川清&クール・ファイブ、三浦祐太朗、水谷千重子、ももいろクローバーZ(佐々木彩夏・百田夏菜子・高城れに)、森昌子