映画『デメキン』DVDリリース記念イベントが開催され、主演の健太郎、山田裕貴がトークショーを行った。
『デメキン』は、バッドボーイズ・佐田正樹の不良時代を描いた小説を基にした「ヤングチャンピオン」連載の人気コミックを映像化。佐田正樹を演じる健太郎は本作が長編映画初主演。佐田の親友・厚成を山田裕貴が演じた。
劇場公開時以来、久々に2人そろってファンの前に立った健太郎と山田。偶然にもストライプ柄のシャツに黒のパンツと衣装がリンクし「正樹と厚成(作中の2人の役名)の絆で」と仲の良さをうかがわせた。
衣装合わせで初めて顔を合わせた時のことを振り返ると、健太郎は「助監督さんから『山田裕貴は、主役が健太郎ということでバッチバチに気合入れてきているから、やばいよ』と言われて。そんな風にあおられたら、こっちも気合が入るじゃないですか。だからちょっと最初は距離がありました」と話し、山田は「自分は『めちゃめちゃ仲良くなりたい。早く話したい』と思っていたのに!」と悔しがった。
アクション練習では、健太郎の顔に山田のパンチが直撃するハプニングもあったそうで、山田は「主演の顔に当ててしまったというハプニングで、また距離が…」と苦笑した。
事前にファンから募集した質問に答えるコーナーでは「自分が一番イケてるシーンは?」という質問に健太郎が「ラストシーン。厚成のために闘って、最後みんなで横一列で歩いてるシーンは演じていても涙が止まらなかった」と。山田は「厚成の彼女のアキ(今田美桜)に嘘をついてごまかすシーン。自分で観て『俺こんなかわいい顔できるんだ』って初めて思った」と話し、集まったファンを盛り上げた。
最後に、山田は「キャスト、スタッフ共に皆のアツい気持ちが集まった作品。健太郎を支える役を演じられて良かったし、今でも他の仕事で会った時『デメキン』の話になるくらいアツい映画です」と熱く語った。健太郎は「『デメキン』がたくさんの人に愛される作品になってうれしい。アツい気持ちを思い出したくなったらDVDで何度でも楽しんでください」とアピールした。
『デメキン』DVD発売中
4,700円+税
発売元:東映ビデオ株式会社
販売元:東映株式会社
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