5月25日(金)公開の映画「恋は雨上がりのように」の完成披露試写会が都内で行われ、小松菜奈、大泉洋、清野菜名、磯村勇斗、葉山奨之、松本穂香、山本舞香、永井聡監督が登壇した。
2014年から「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載され、累計200万部を突破した眉月じゅん原作のマンガを実写化した本作。ケガで陸上の夢を絶たれてしまった17歳の女子高生が、バツイチ子持ちでさえない45歳のファミレスの店長に片思いするストーリー。
“恋雨カラー”のブルーをワンポイントに入れた衣装を着たキャスト陣。最初のあいさつで大泉が「今回、その青をテーマにした衣装を着てきたわけですけども、どうも私が派手すぎたなと、若干の反省がございますけども。これでは、ただただおじさんが目立とうとしているようにしか見えていないんじゃないかという心配があります(笑)」と会場を沸かせた。
それぞれ初共演した感想を聞かれ、小松は「テレビで見るまんま、明るくて、陽気で、気さくで、足も長くて(笑)、イメージ通りです」とコメントすると、大泉は足を伸ばしてみたり、ズボンを上げてみたりして、足が長いことをアピールし、会場は大爆笑。大泉は「ちょっとこう怖いのかなってイメージがございましたね。会ったら、踏みつけられるんじゃないかって。『くそ、もじゃもじゃ野郎』って言われるかもしれないぞくらいの覚悟をして行ったんですけど、全然。(小松と)一日いると自分の汚れが取れるような、すごいヒーリング効果があるんですよ。ヒーラーでしたよ。」と、冗談を交えつつコメントした。
撮影中のウワサを検証する場面では、小松が冬での撮影にもかかわらず休憩中も半袖で過ごしていたことが挙げられた。大泉が「上着を着なさいって言ってるのに、『大丈夫です』って、『寒くないです』って。俺が2~3日撮影行かなくて、『大丈夫?風邪引いてない?』って聞いたら、『引きました』って、結局風邪引いてるんですよ」と指摘すると、小松は「ちょっと風邪引いちゃいましたね。でも違います。その撮影の風邪じゃない(笑)。大泉さんがただただ寒がりなだけ」と主張。葉山も「(大泉が)カイロどれだけ使うんだってくらい。北海道出身だから慣れてるのかなって思った」と、逆に大泉の寒がりを暴露した。
また、劇中に小松が大泉に対して告白するシーンが5回あることについて聞かれ、小松は「台本読んだときに5回も告白シーンあるんだなと、ちょっと驚いて。どんな告白の仕方にしようって、あきらとしての心情だったりとか、店長に対する気持ちを5回分けて伝えたいなって思って。そこは、真剣に取り組みましたね」と。司会者から店長が好きなのか、大泉が好きなのか分からなくなったりしたか?と問われると、「大泉洋さんは好きですよ。でも、そういう好きじゃないです」とキッパリ。しかし、「大泉洋さんっていう人が好きです」と説明しているうちに混乱した小松は「大泉洋さんが好きです!」と告白。大泉は「ちょっとドキッとしましたけど、役得ですね」と冷静にコメント。「そういう好きじゃない(笑)人として好き」と小松が言い直すと、「そんなの分かってるよ。当たり前でしょ」と大泉が大人な対応を見せた。
映画「恋は雨上がりのように」
5月25日(金)公開
公式サイト:http://koiame-movie.com