亀田興毅、因縁の相手との復帰戦でTKO勝利

エンタメ総合
2018年05月07日

『独占生中継「亀田興毅vsポンサクレック」JBC認可!史上初の禁断KOマッチ』 無料インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaSPECIAL2チャンネル」で、2周年記念企画『独占生中継「亀田興毅vsポンサクレック」JBC認可!史上初の禁断KOマッチ』が5月5日に放送された。

 5月5日の放送では、亀田興毅選手の最後の現役復帰戦として、2010年に初黒星を喫した因縁の相手、ポンサクレック・ウォンジョンカム選手との試合が実現。“判定ナシ・KO決着のみ”のルールで行われ、1ラウンドから果敢に攻撃を繰り出し、2ラウンド開始直後、強烈な左ストレートでポンサクレック選手を打ち抜いた、興毅選手の勝利となった。

 試合後、興毅選手は「どんなもんじゃい!」と声を張ると「最後の最後で、昔負けたポンサクレック相手に、こういう形で決着をつけられた。この試合を引き受けてくれたことに感謝します」と、あらためてポンサクレック選手に感謝を伝えた。

 ポンサクレック選手は「亀田選手のスピードに僕が対応できなかった。8年間のブランクは大きかったなと思いました」と、興毅選手を讃えた。

 今回の試合を“引退試合”としていた興毅選手は、リング上で10カウントゴングのセレモニーを行った。しかしその途中、「ちょっと申し訳ないんですけど」と制止すると「引退した後、戦いたい相手が2人いると言っていた。ボクサー亀田興毅は強い選手と戦いたい。世界で強いチャンピオンと言われていた人で、ローマン・ゴンサレスという選手と、どうにか拳を交えたい。自分の力だけではどうにもできるものではない。実現できるように、もしよろしければ力を貸していただきたい」と、現役続行の意思を語った。

 また、ゴンサレス選手との試合の実施は決定しているものではないと明かし「往生際が悪くて申し訳ないです。亀田興毅、最後の現役復帰プラスワン。拳を交えることがあれば、完全に引退します。かなわないなら、静かに引退したいと思います」と語った。

 解説を務めた元プロボクサーの竹原慎二は、この宣言を受け「今日の試合を見て、(ボクサーを)辞めるのはもったいないと思った。次があるならば、またボクシング業界を盛り上げてもらいたい」と期待のコメントを寄せた。

「3兄弟での2階級制覇」を目指す亀田家三男の亀田和毅選手は、メキシコのダニエル・ノリエガ選手と対戦。左フックと強烈なボディーブローで2度のダウンを奪い、ジャッジ3人ともが100対88のフルマークの判定を下す圧巻の勝利を収めた。

 解説の竹原も「(試合は)一方的でした。2階級制覇、あるんじゃないですか。左の使い方が本当にうまい。内容がいいです」と絶賛。和毅選手は「いい試合ができて、次につながったのでよかった。今年には世界戦、2階級制覇。それしかないので、明日からトレーニングして頑張ります」と今後の目標を語った。

 亀田3兄弟のいとこ・亀田京之介選手は、渡辺和幸選手と対戦。2ラウンドでTKO勝ちを決め、涙のプロ初勝利を挙げた。京之介選手は「昨日の夜から(敗北した)デビュー戦のことを思い出して不安だった。だから今日勝ててめっちゃうれしいです」と、涙ながらに待望の勝利をかみしめた。

 約3か月、京之介選手の指導に当たった元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志も「すごい変わったと思います。肉体的にも、精神的にも。プロ2戦目、しかも4回戦でここまでは戦えない。80点はあげていいと思います」とコメントした。

AbemaTV 2周年記念企画『独占生中継「亀田興毅vsポンサクレック」JBC認可!史上初の禁断KOマッチ』
放送日時:5月5日(土)午後5時~11時30分
放送チャンネル:AbemaSPECIAL2

出演者:亀田興毅、ポンサクレック・ウォンジョンカムほか

AbemaビデオURL: https://abema.tv/video/title/90-964?s=90-964_s2

©AbemaTV

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