無料インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaRADIOチャンネル」で、渡辺直美をパーソナリティに迎えたオリジナル番組『Yabami RADIO』が5月26日に放送された。
「AbemaRADIOチャンネル」初のレギュラーラジオ番組となる『YabamiRADIO』では、渡辺直美と公私ともに付き合いが深いというお笑いコンビ・スパイクの小川暖奈、松浦志穂が世の中にあふれているさまざまな“ヤバイ”もの、いわゆる“Yabami”なモノ・ヒト・企画を、毎週変わるゲストと共に徹底検証していく。
5月26日のテーマは「ヒップホップに学ぶ“Yabami”なBLACK MUSIC」。ゲストには、EXILE、EXILE THE SECONDのボーカル&パフォーマー・SHOKICHIと、音楽評論家の丸屋九兵衛が登場した。
ヒップホップとの出会いについて、SHOKICHIは「中学2、3年生くらいの時に、周りがもうヒップホップではなかったんで。例えば『Grateful Days』とか、Zeebraさんとかから入らせてもらっていろいろ学んでいった」と語る。丸屋は「私の場合は『おぉ!ヒップホップと出会った』という考えはなくて、ずっとブラックミュージックを聴いている中で自然にラップがあった。歌う人もいれば、ラップする人もいて、スクラッチする人もいれば楽器演奏する人もいるんだなって」と語った。
特に影響を受けたヒップホップアーティストや、楽曲について、SHOKICHIは「僕、北海道出身なんですよ。だから、北海道ヒップホップみたいなのって文化としてあって。THA BLUE HERB(ザ ブルーハーブ)さんとか、Mic Jack Production(マイクジャックプロダクション)とか、北海道ならではのヒップホップ。B.I.G.JOE(ビッグ・ジョー)さんとかも、めちゃめちゃかっこいいなって」と語った。
そんなSHOKICHIに、渡辺が「ロックとかメタルには行かなかったの?」と聞くと、SHOKICHIは「僕、元々バンドマンだったんで。ロックやって、メタルバンドとかも組んでたんですよ。“デスボイス”とかも出していた」と答え、その意外な回答に、スタジオからは驚きの声が上がった。
ブラックミュージックを学ぶために、ゴスペルを聴いたり、教会に通ったりしていたというSHOKICHIは「10代の頃、R・ケリーにドンハマりして自分もアフロにしたり、キリスト教ではないけど十字架を持って『教会行かなきゃ』と思っていた。みんなと一緒に教会で歌ったりして、身も心も投じていた」と。「でも、その時は(自分の)中身がスカスカだった。25歳の時に初めてニューヨークの教会に行ったときに、『これがゴスペルなんだ』って。泣いてる人とかもいて」と、本場のゴスペルに衝撃を受けた経験を明かした。
その他、番組では丸屋が「ヒップホップが誕生した背景」を解説したほか、「ヒップホップを通じて、BLACK MUSICがどう変化したか」などのヒップホップトークが繰り広げられた。
AbemaTV『Yabami RADIO』
放送日時:5月26日(土)後10時~11時
放送チャンネル:AbemaRADIO
放送URL:https://abema.tv/channels/abema-radio/slots/EdZVCCAZ4754F9
過去放送URL:https://abema.tv/video/title/386-69
※放送内容は一部変更することがあります。
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