ミュージカル「ナイツ・テイル‐騎士物語‐」の製作発表が行われ、堂本光一、井上芳雄、音月桂、岸祐二、大澄賢也、島田歌穂、ジョン・ケアード(脚本・演出)、デヴィット・パーソンズ(振付)、今井麻緒子(日本語脚本・歌詞)が出席した。
本作はシェイクスピア最後の作品として知られる「二人の貴公子」(共作:ジョン・フレッチャー)を世界的演出家のジョン・ケアードが手掛ける、世界初演のオリジナルミュージカル。「SHOCK」でミュージカル単独主演記録を樹立している堂本は、17年8か月ぶりの新作ミュージカル挑戦となる。
堂本は「芳雄君と、何か一緒にできたらいいよねっていう話をしていたことがこうやって現実になったこと。そして、ジョンがそれを受け止めてくださって、少しずつ形になっていってるのがまだ信じられない」と心境を明かし「正直、自分がここに飛び込んでしまったのが本当に大変なことだなと。できれば客席で観たい…って言ったら怒られるかもしれないですけど、それくらい右を見ても左を見ても本当に素晴らしい方たちと共にできることがうれしく、非常に恐れ多く、怖いと感じております」と語った。
まだ稽古に参加できていないという井上は「これからだと思ってる。光一君もおっしゃったように、こうやって皆さんの前でお話させていただいてることで、“あっ本当に現実になるんだな”ということを感じております」と話し、「光一君は『SHOCK』をはじめ、現状の活動を続けていかれても、何の問題もない素晴らしい成果を収めていると思う。どうなるか分からない新しいことに一歩踏み出してみようと、光一君が思ってくれたことがすごいことだと思います。その心意気にすごい共感するし、尊敬します。光一君が踏み出してよかったなと思えるよう、力の1つになりたい」と意気込んだ。
また、堂本が「ステージ上でああやって脱ぐことがあるのか…。芳雄君はそういうシーンがあるなら(出演を)降りるとおっしゃってました(笑)」とポスタービジュアルに触れると、井上は「素敵なポスターなんですが、完全に僕の筋肉は盛っていただいてる(笑)。裸になることは聞いてないので、そこはちょっと今からスタッフと話し合いをしないといけないですね。僕は全然筋肉がつかないタイプなので」とたじたじ。堂本は「筋トレだけは俺に聞いて!」とサポートを約束した。
ミュージカル「ナイツ・テイル‐騎士物語‐」は7月27日(金)から8月29日(水)まで東京・帝国劇場、9月18日(火)から10月15日(月)まで大阪・梅田芸術劇場にて上演される。
公式サイト:http://www.tohostage.com/kt2018/