テレビ東京の7月クールのドラマ24枠が『GIVER 復讐の贈与者』に決定し、主演を吉沢亮が務めることが分かった。
本作は日野草の同名小説のドラマ化で、復讐をテーマとした新感覚リベンジミステリー。主人公・義波は生まれつき人間としての感情が欠落しており、淡々と他人の復讐を請け負い完璧にこなす。依頼者の要望に応じて、ターゲットの心をえぐるような最適で残酷な方法で追い詰めていくが、彼らはなぜ復讐代行業を始めたのか…。復讐する側、復讐される側の人間模様を巧みに描く。
主人公・義波を演じる吉沢は「復讐代行業の話ということで、人の恨みや嫉妬などかなり汚ったない部分が描かれるわけですが、台本を読むと爽快感のあるコミカルなせりふで逆に怖さと気持ち悪さ倍増の、かなり面白い話でした」と作品の印象を。さらに「なかなか見たことのないドラマが生まれる予感がしております」とドラマへの期待を語った。
メイン監督は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で「孤高の遠吠」がグランプリを受賞し、映画「全員死刑」で商業デビューを果たした小林勇貴。小林は「会ってソッコーで吉沢君から脚本のダメ出しをされて、正直『はぁ?』と思いましたが、言われたことをヒントに直してみた脚本は各所から絶賛されました。吉沢亮、いい男です。エンターテイメントの筋が通ってる人と仕事できるのは、本当にうれしいです!」と吉沢の印象を明かした。
小林以外にも監督として小路紘史、西村喜廣が名を連ねているが、小林は「俺ほどの男になると『ケンとカズ』の小路監督、我が師匠・西村喜廣、この凶悪すぎる2人をまとめるメイン監督として、毎週金曜日深夜0時12分、テレビ東京が皆さんを危険に楽しませます!夜露死苦怨念害死魔州!」と意気込みを語った。
<あらすじ>
生まれつき人間としての感情が欠落している主人公の義波。淡々と他人の復讐を請け負い、完ぺきにこなす。依頼者は同級生を殺された女子高校生、結婚詐欺にあった女性、連続殺人被害の家族…など様々。義波は依頼者の要望に応じて、ターゲットの心をえぐるような最適で残酷な方法で追い詰めていく。仲間は数人、統率するのはTAKER(テイカ―)と呼ばれる謎の少女。なぜ彼らは復讐代行業を始めたのか?第1話は家族連れで賑わう休日の展望室が舞台。そこに銃を持った一人の若者が現れ立てこもる。見境なく居合わせた人々に危害を加えようとする青年の真意とは?そして、今回はどんな復讐劇が待ち受けているのか!?驚き連続のリベンジミステリーが幕を開ける!
ドラマ24『GIVER 復讐の贈与者』
テレビ東京ほか
7月13日(金)深夜0時12分スタート
※初回放送は深夜0時17分から
テレビ大阪のみ、毎週月曜 深夜0時23分放送
原作:日野草
脚本:継田淳、小峯裕之
監督:小林勇貴、小路紘史、西村喜廣
出演:吉沢亮ほか
公式サイト:http://www.tv-tokyo.co.jp/giver/
©「GIVER 復讐の贈与者」製作委員会