市川海老蔵がチューバッカと対面!『ハン・ソロ』来日会見

映画
2018年06月12日

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』 6月29日(金)公開の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』でハン・ソロ役を演じるオールデン・エアエンライク、ハン・ソロの“生涯の相棒”チューバッカ、ロン・ハワード監督が来日し、来日記者会見に出席した。

 ロン・ハワード監督は「本作と共に、大好きな日本に来ることができて心からうれしい」と4年ぶりの来日に笑顔。ハン・ソロの若き日を演じ、今回が初来日となるオールデン・エアエンライクは「一度も訪れたことがなかった素晴らしい街に来ることができ、とてもうれしいです。ぜひ日本の皆さんにも本作を楽しんでいただきたいです」とあいさつした。そして「大好きな日本で、皆さんにお会いできてうれしい。フラッシュが多いけど大丈夫です」とチューバッカがあいさつしたことを相棒のオールデンが説明した。

 監督は「ハン・ソロという人気キャラクターを本作で描くにあたり意識したことは?」という質問に「本作はワクワクするアドベンチャー。人間関係とアクション、この2つを通して若きハン・ソロは試練を与えられ、乗り越えることで我々がよく知るハン・ソロへと形成されていく。カスダン親子による素晴らしい脚本と、オールデンをはじめとするキャストを信じていたから、素晴らしい作品が出来上がった」と胸を張った。

 また「スター・ウォーズ(SW)の生みの親であるジョージ・ルーカスから製作する上でのアドバイスはあったか?」という質問に対し、監督は「ルーカスは全てのSW映画の持つ精神には、日本文化にも影響された“名誉”や“志”がある。物語は、いくつになっても自分たちの中にいる、夢見る“若者”が主人公なんだ」とアドバイスをもらったことを明かした。

 主演のオールデンは「SWシリーズで圧倒的支持のあるハン・ソロを演じる上で意識したことは?」という質問に「皆さんが知っているハン・ソロになる前の物語であり、彼はとても理想主義で夢見る男だった。役作りとして意識したことは、彼をリアルな人物として演じること、そしてみんなの知るハン・ソロに続くよう一貫性をもって演技をするよう、バランス作りに徹底した」と役作りについて語った。

 さらにハリソン・フォードとのエピソードを聞かれると「ハリソンも作品を観て、気に入ってくれたようだったのでうれしい。彼のプライベートジェットに乗せてもらい、応援のコメントをもらった。また彼からのアドバイスとしては、必要なことは全て教えてもらったが『内容については口外するな』と言われたよ」と貴重なエピソードを語った。

 そして最新作の見どころを聞かれたチューバッカは短く雄叫びを上げ、本作の見どころは「ハン・ソロと仕事をしていること」と言っているとオールデンがコメントした。

 イベントでは、スペシャルゲストとして、SWファンである歌舞伎俳優の市川海老蔵が登場。海老蔵はステージへ上がると、監督、オールデンと握手し、チューバッカと熱いハグを交わした。

 この日、カメオ声優として出演する海老蔵の役柄が発表され、ハン・ソロとチューバッカが初めて出会う運命の場に立ち会う“ストームトルーパー役”として参加していることが判明した。声優として参加した感想について海老蔵は「子供の頃から好きな作品に参加できてうれしい。父がSWが大好きなので、父に伝えたいです」と喜びを語った。

 また、海老蔵から来日したキャスト・監督へのサプライズプレゼントとして、平成26年に南座で海老蔵主演の公演『壽三升景清(ことほいでみますかげきよ)』で演じられた「悪七兵衛景清(あくしちびょうえかげきよ)」の隈取りが贈呈された。

 海老蔵から大きな額に入った隈取りが贈られると、オールデンは初めて見る隈取りに驚いた様子で、日本語で「ありがとう」と丁寧に感謝の意を伝えた。

 SWの魅力について聞かれた海老蔵は「世代を越えた愛、日本ではできない壮大なスケールのエンターテイメントが魅力です。そしてSWシリーズで描かれる善と悪の構成は、勧善懲悪の物語が描かれる歌舞伎と通ずるところがあり、魅了されます。初めて父に映画に連れて行ってもらった映画がSWなので、本作に参加できて光栄です」と語った。

 最後に海老蔵にとってのヒーロー像を聞かれると「私にとってのヒーロー像はぶれないもの。逆境が起こっても、信じるものを貫く力が正義だと思う。本作のハン・ソロにもそういった美しさを感じる。私が父に連れられたように、本作では私が子供たちを映画館へ連れていきたい」と語った。

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
6月29日(金) 全国公開

監督:ロン・ハワード
製作:キャスリーン・ケネディ

出演:オールデン・エアエンライク(ハン・ソロ)/ウッディ・ハレルソン(ベケット)/エミリア・クラーク(キーラ)/ドナルド・グローヴァー(ランド・カルリジアン)/ヨーナス・スオタモ(チューバッカ)

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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