AKB48が、グループ史上初の試みとなる修学旅行生を対象にした特別公演をAKB48劇場で開催した。
AKB48劇場を訪れたのは、静岡県の小学6年生。修学旅行で浅草寺など東京の観光名所を巡り、最後にAKB48劇場を訪れた。
今回の試みは、修学旅行の学習の一貫として東京の歴史を学ぶとともに、世界に発信されている日本のポップカルチャーの1つとしてのAKB48劇場を見学し、児童たちがメンバーと直接触れ合うことにより、夢に向かって頑張る気持ちや目標に向かう姿勢などを体全体で感じ取ってもらうことを意図しているという。
公演前には、AKB48の歴史と公演の楽しみ方などをAKB48劇場の細井支配人が説明。児童たちは、楽しむ準備は万端でキラキラした目でソワソワしながら幕が開くのを待った。
特別公演では、シングル曲の披露とAKB48メンバーへの質疑応答を実施。児童からはメンバーに「ずっと笑顔でいるのはどうしたらいいですか?」や「憧れの人は誰ですか?」などのかわいい質問に加え、「夢をかなえてからの目標や不安になることはありますか?」というしっかりした質問も。
総監督の横山由依は「AKB48になる夢はかなえても、それはゴールではなくて、1つひとつ目の前にあることをやっていったら新しい目標が見えてくると思います」と。1期生の峯岸みなみは「夢はかなえてもそれがずっと続くかは分からないからこそ、1回夢がかなってもずっと頑張り続けることが大切だと思う」と話した。児童たちはメモを取りながら、真剣に話を聞いていた。
公演最後は、学校行事などでも多く使用されている「恋するフォーチュンクッキー」を全員で踊り、笑顔があふれる公演となった。
出演メンバー:加藤玲奈、後藤萌咲、鈴木くるみ、千葉恵里、横山由依、小嶋真子、込山榛香、峯岸みなみ、久保怜音、福岡聖菜、岡田奈々、高橋朱里、村山彩希、山内瑞葵、岡部麟
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