7月22日(日)放送の大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合ほか)第27回「禁門の変」に、長州力のゲスト出演が決定した。
長州が演じるのは、長州藩の過激な尊王攘夷派を率いて遊撃隊を組織した総督・来島又兵衛。「八月十八日の政変」で朝敵とされた長州藩の復権と失地回復のために、京への進軍を藩内で猛烈に主張し「禁門の変」を引き起こした人物だ。
大河ドラマ初出演の長州は「オファーを頂いた時、長いせりふもあり、正直僕には無理だろうと思いました。ですが、この年齢でやったことがないことに挑戦してみようと思い、引き受けさせていただきました」と。「地元・山口の方言のせりふは、方言指導の先生に直されると、余計に意識してしまい難しかったです。戦いのシーンでは、鎧がとても重く、当時の人たちはこんな思い鎧で戦っていたことに驚きました。また、演技中にラリアットをしてくださいと言われ、緊張が和らぎました」と、苦労と共に撮影のエピソードを語った。
長州の起用について制作統括の櫻井賢氏は、「長州藩ゆかりの山口県のご出身で『革命戦士』とうたわれたプロレス界のレジェンドを来島役にお迎えすることは私どもの夢でした。夢がかない、薩摩軍に迫る存在感あふれる戦闘シーンが撮影できました」と喜んだ。
NHK大河ドラマ『西郷どん』
NHK総合
毎週日曜 午後8時放送
BSプレミアム
毎週日曜 午後6時放送
番組サイト:https://www.nhk.or.jp/segodon/
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