7月14日(土)スタートの連続ドラマJ『極道めし』(BSジャパン)の会見が行われ、福士誠治、今野浩喜、徳井優、柳沢慎吾、小沢仁志が登壇した。
刑務所を舞台に、受刑者の原一平(福士)、小津(今野)、八戸(徳井)、坂井(柳沢)、荒木(小沢)が食事のおかずやおやつを賭けて、シャバで食べた一番おいしかった話を語る本作。
撮影では、アドリブが飛び交っているというが、小沢は「一字一句変えてない」と主張。柳沢もうなずきながら「一切変えてない!」と言うが、今野から「台本どおりやっているけど、慎吾さんはほかの人に自分のせりふを言わせますよね?現場入ってすぐ『ここ言ってくれない?』って交渉される」と。さらに、小沢からも「1カット1カットへこむのやめてくれない?向いてないよ!」と言われ、「ウソ!?俺へこんでる?」と会見でもへこむ柳沢。
そんな柳沢が5話で2、3ページほどの長セリフを言う場面があるようで「テストはボロボロでしたけど、自慢のリップクリームを塗ったら、どうですか!本番では、1回でOKだったんですよ!」と撮影を振り返った。続けて「作品では自分のネタがすべて入ってます、全部出し切りましたから楽しみにしてもらえたら」と見どころを語った。
主演の福士は「撮影始まってすぐ、チームワークの良さを感じた。各々がやるべきことを一生懸命やっていたから、こういう形になったのかな」と話すと、徳井も「小沢さんとは初共演なんです。本読みで何も会話していなかったのに、撮影では僕のことをイジってくれて、すごく助かりました」とエピソードを明かした。
1話でカツカレーがおいしい料理として登場することにちなみ「カレーのこだわり」について聞かれると、小沢から「こういう真面目な質問は福士が答えろよ!」と。今野も柳沢も「そうだよ。それに僕らがやいのやいの言うから」と任せっきりに。
「分かりました!」と意気込む福士は「最近、料理人から教えてもらったんですが、カレーににんにくをチューブ1本入れるとおいしいんです!8人前で1本。コクが出て男の胃袋をつかむカレーに変身します」と熱弁。しかし小沢から「男の胃袋をつかむって、お前自分で作ってないな!?」と言われてしまい、「記事にしやすいように話してるのに、何ですか、この仕打ちは!」と息の合ったやりとりを見せた。
最後に福士は「一平がなぜ、罪を犯したのか…などのバックグラウンドも後半で分かってくると思いますので、ぜひ楽しみにしていただければ」と語った。
会見終了後、キャストが続々と降壇する中、なかなか帰らない柳沢。森田昇プロデューサーから促されて降壇しようとするも、AD時代から森田Pを知っている柳沢は「昔はこき使ってたんですよね。それなのに今、こうやって使ってくれて…ありがとうございます!」と土下座。そして、最後には「いい夢見ろよ!」「あばよ!」と記者たちにあいさつし、拍手で見送られた。
連続ドラマJ『極道めし』
7月14日(土)スタート
BSジャパン
毎週土曜夜9時放送