福士蒼汰「日本を元気づける映画」映画『BLEACH』公開

映画
2018年07月23日

映画『BLEACH』舞台あいさつ 映画『BLEACH』舞台あいさつに福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮、小柳友、早乙女太一、MIYAVI、江口洋介、佐藤信介監督が登壇した。

 上映直後の会場に割れんばかりの歓声で迎えられた福士らキャスト陣は、それぞれ公開を迎えた思いを語った。

福士「約2年間に撮影をして、編集を1年行い、やっと昨日公開を迎えることができてこのように皆さんに観ていただくことができてホッとしています。皆さんがどう思ってくれるのかが楽しみです!」

杉咲「2年前の今頃は毎日のように殺陣の練習をしていたことを思い出して、すごく懐かしく思います。公開して皆さんが感想を教えてくれたりして、無事に公開して皆さんの元に届いたんだなと思うととてもうれしいです」

吉沢「2年前にこの『BLEACH』の撮影をして、ようやく公開。(映画を観た)皆さんの顔がにぎやかなので楽しんでもらえたかな(笑)?楽しんでもらえたと思うので安心しています」

早乙女「お暑い中お集まりいただきありがとうございます。短い間ですが楽しんでください」

MIYAVI「今回、世界中で人気のある作品に関わらせていただき本当に光栄に思います。福士蒼汰君が演じる主人公・黒崎一護の何度やられても立ち上がる姿にいろいろなメッセージを感じてもらえればと思います」

小柳「2年前の撮影が懐かしく思い、今日という日を迎えられて本当に感謝しています」

江口「この夏休みにみる最適なエンターテインメント映画に仕上がっています!観ていただければ分かりますが、すごい映画なので、盛り上がりによってはパート2もあるということなので、皆さんにかかっていますからね!」

佐藤監督「2年前に撮影をし、あれから長い月日がたっているんですが、当時の熱い撮影の熱をこぼさないように先週まで映画の中に閉じ込め、あの時になかった虚<ホロウ>などのビジュアルを長い時間をかけて、今日上映することを2年前、3年前から夢見ながらコツコツと作っていたので楽しんでいただけたらうれしい。細かいところも作っているので、よろしければまた観ていただければと思います」

 そして、これから映画を見る人に向けて、それぞれが見どころを紹介。

福士「登場人物がそれぞれ魅力的なので、一人ひとりの目線になって観ていただけると面白いと思う。それぞれの想いで戦ったり、護ったりしているので、そこを感じてもらいたい」

杉咲「1年かけて編集をやられたので、虚<ホロウ>とかすごいんです!私たちは見えない中で演技していましたが、まさかこんなすごいものになっているとは思いませんでした。実際にはいないはずなのに、どこかリアリティがあるので佐藤監督にしかできないです」

吉沢「死神の皆さんのアクションはド迫力!CGも合わさって、一護がバスに突っ込むところとか、日本の映画では見ることのできないCGを駆使したアクションが観れるのはこの作品の見どころ」

早乙女「アクションはもちろん、アクションの中にあるそれぞれ“心”やなぜ戦うのかという“気持ち”。演じたのは死神という違う世界で生きる者ですが、死神も人間が忘れていることや掟だったり、人間には人間の葛藤だったり、心の戦いが描かれているので、そこも見どころだと思います!」

MIYAVI「僕は一護とルキアの感情の揺れ動きですね。最後のクライマックスは見どころだと思いますし、兄としてはいかがなものと思って観ていましたが(笑)。セットも本当に念入りに作り込まれていて、よく見ると細部まで細かくつくられていてやらせていただいていてとても気持ち良かったですし、そういったところを見てほしい」

小柳は「前半戦に出てくる駅に、ぜひ注目してほしい。半分くらいは無くて、ほとんどCGなんです。リアリティがすごいです」

江口「アクションはすごいです!時間がかかっていて、CGもこれだけ時間がかかっていて、出来上がった作品は日本ならではのものになっています。いろいろなものが入っているんですが、観終わると青春映画のような感じもしてグッとくるものがある。エンターテインメントとして見やすい映画だと思います」

佐藤監督「現実世界に戻ると絶対会えないような死神や人たちとの群像劇や青春映画は、この映画でしか観れないと思います。実は、駅はすごく時間がかかっています。空座町駅は地面は作っているが、あとはほとんどCGで作っています。そのへんの何でもないところを2回目で観ると面白いと思います」

 また、撮影現場の雰囲気について聞かれた福士は「めちゃめちゃホットな映画ですが、割とクールな現場でした。監督が柔らかくて包み込んでくれるのと、監督が常にiPadを持って台本やシーンのイメージを具現化したものを見せてくれたりするので温かさや緻密さを感じる現場でした」と。

 杉咲は「温かさを感じました!また、CGのイメージを見ることができたときに、監督が少年のように興奮されていました(笑)」と振り返った。

 2016年9月の撮影スタートから2年弱たって初日を迎え、キャストやスタッフが勢ぞろいするのはこの日が最後。そこで、共演者に向けて“今だから言える○○”を披露することに。

 杉咲から吉沢へは「会話ができてうれかった」というメッセージが。杉咲が、人見知りだという吉沢とはクランクアップの日に初めて話したと明かし、福士が「ぎりぎりだね(笑)」とツッコむと、吉沢が「話さないと駄目だと思って『何が好きなの?』って聞いたら『かき氷です』って。かわいかったです」と当時の会話を明かした。

 続いて、吉沢から小柳へは「ごめんなさい」というメッセージが。人見知りの吉沢は、撮影現場で小柳と仲良くしていたのにもかかわらず、本作が完成し、一緒に完成した本作を観た際に人見知りを発揮してしまい「何を話していいのか分からなくなってごめんなさい」と小柳に謝罪。小柳は「そんな亮君もかわいかったよ!」と笑った。

 小柳から福士へは「チャドのかわいさ」というメッセージが。自身が演じたチャドのように撮影現場で寡黙でいようと思っていたという小柳。だが、福士と初めてあいさつした時に「チャドだ!」とフルスマイルを投げかけられ、チャドの寡黙さを保てなかったことを明かした。

 また、福士から江口に対しては「盛り上げ役」というメッセージが。クールな印象だった江口が、撮影現場やプロモーションで出演した番組で盛り上げてくれて、父親のようだったと尊敬のまなざしを送った。

 江口は佐藤監督と初めて会った際に衣装だと思っていたことを明かし、「偉ぶらないし、人を威圧しないし、的確なことをいってくださるので、新しいタイプの映画監督だと思いました」と。

 佐藤監督は早乙女のオーラに負けそうだったことを告白。早乙女は10代の時からファンだったMIYAVIとの共演にドキドキしっぱなしだったと話し、MIYAVIに「なんで言ってくれなかったの!」とツッコまれた。MIYAVIは、杉咲の笑顔に和んだことを明かした。

 最後に、福士は「いろいろな感覚になれる映画だと思っています。アクションはもちろん素晴らしいですし、青春映画にもなる映画です。そして、今日本を元気づけることのできる映画になっていると思うので、夏休みは、この映画を観てホットで明るく元気になってくれたらうれしいです!」とメッセージを送った。

映画『BLEACH』
7月20日(金)全国ロードショー

出演:福士蒼汰 杉咲花 吉沢亮/真野恵里菜 小柳友/田辺誠一 早乙女太一 MIYAVI/長澤まさみ 江口洋介

監督:佐藤信介
脚本:羽原大介 佐藤信介
音楽:やまだ豊
原作:「BLEACH」久保帯人(集英社ジャンプ コミックス刊 )
主題歌:[ALEXANDROS] 「Mosquito Bite」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)
製作:映画「BLEACH」製作委員会
制作プロダクション:シネバザール
配給:ワーナー・ブラザース映画

©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2024秋ドラマまとめ今日の人気記事ランキング