舞台「年中無休!」のゲネプロ&囲み取材が、東京・北千住のシアター1010で行われ、ふぉ~ゆ~(福田悠太、越岡裕貴、辰巳雄大、松崎祐介)、大高洋夫、八十田勇一が集結した。
本作は90年代の小劇場ブームを牽引した、中村育二ら6名による劇団「カクスコ」の代表作の1つ。リサイクルショップ朝日堂の社長と社員6名の何気ない日常をオムニバスでつづった作品となっており、舞台の合間にはふぉ~ゆ~がアカペラを披露する。
ゲネプロで照明や音響なども含めた通しが初めてだったそうで、福田は「ゲネプロが終わって、こんなにも疲れるのかとビックリしてます」とポツリ。
そんな福田の感想どおり、劇中では舞台ドミノやアカペラ、ストンプにマッピングなど盛りだくさんな内容となっている。辰巳は「最初の企画段階ではここまで盛りだくさんになるとは思っていなくて。いろんなことをやらせていただいて、エンターテインメントが詰まっています」と。続けて、辰巳は松崎を見ながら「アカペラをやるために、マイクみたいな髪形にして…」と笑った。
髪形をイジられた松崎は「どうですか?マイクチェック、ワン・ツー!」とふざけながらも、「でもアカペラを今回初めてやったんですが、この機会にアカペラで歌った歌を集めてCDデビューを狙っていきたい!」と野望を明かした。すると、福田も「アカペラだと演奏の方のお金がかからない分、低コストだからいいんじゃないかなと」とアカペラでのCDデビューに乗っかった。
また小道具を使用したストンプについて、福田が「舞台となる道具屋の中に何があるのかというところから始めて。みんなで道具を眺めて『これとこれで音を出してみよう』とアイデアを出しながらやりました」と説明。辰巳も「ストンプとかマッピングとか、言葉じゃなくて伝わる部分がたくさんあるので、北千住を飛び出して6人で世界に行きましょうよ!」と意気込んだ。
ゲネプロでは少しトラブルがあったが、越岡は「厄落とし!」とポジティブ。福田が「この舞台は、そういったアクシデントというか、失敗もエンターテインメントにしてしまうのかも」と話すと、辰巳も「アクシデントも含めて、毎日全然違う舞台、作品になっているので見てほしい!」と熱く語った。
そんな元気いっぱいなふぉ~ゆ~に対して、大高と八十田はぐったりした様子。八十田は「見ていただいたらぐったりする理由が分かりますよ。もう太ももがプルプルしてる…」とコメントすると、越岡が「八十田さんがこんな状態になる『鉄骨』のシーンは見どころですね。6人でひとつの作業をしているっていうのが感動します」と。いっぽうの大高は「ふぉ~ゆ~と共演してめっちゃ楽しいですよ!たぶん、この作品は彼らの中で一番面白い作品になると思う。間違いない!」と語った。
最後に福田が「皆さま、北千住で年中無休でやっておりますので、ぜひ!必ず、遊びに来てください!」とメッセージを送った。
舞台『年中無休!』
東京公演
7月26日(木)~8月6日(木)
シアター1010
大阪公演
8月9日(木)~8月12日(日)
サンケイホールブリーゼ
鎌倉公演
8月17日(金)
鎌倉芸術館
名古屋公演
8月24日(金)~8月26日(日)
ウインクあいち大ホール