8月4日スタートのオトナの土ドラ『いつかこの雨がやむ日まで』制作発表会見が行われ、渡辺麻友、堀井新太が登壇した。
15年前の兄の逮捕によって加害者の家族となり、人生が一変した主人公・北園ひかりを演じる渡辺は「今まで演じたことのない役柄なので、新しいチャレンジになるなと思っています」と語った。役作りについては「“殺人犯の妹”として闇の中をもがく苦しみと、唯一幸せを感じる瞬間であるミュージカルに触れた時の喜びのメリハリのようなものは意識しています」と。
ひかりの幼なじみ・谷川和也役の堀井は、現在大河ドラマ『西郷どん』に薩摩藩士役で出演中のため「歩き方など武士っぽい所作が出ないようにしています…」と苦労を明かした。
また、緊張をほぐすため、頻繁に渡辺に話しかけていたという堀井が「最初は『何て呼べばいいですか?』というような会話から始まりました。僕の中で“渡辺さん”は距離感がありすぎるし、“麻友さん”もちょっと嫌だなと思ったので、“麻友氏”になりました」と独特な愛称を紹介。これに対し、渡辺は「今まで麻友氏って呼ばれたことがなかったので驚きました…。気に入ってはないですけど、面白いなって(笑)。私は“堀井さん”と呼んでいます」と返し、会場を笑わせた。
フォトセッション後、ひかりの母親を演じる斉藤由貴からのメッセージが読まれると、渡辺は「こんなうれしいサプライズがあるなんて。実は、以前歌番組では斉藤さんの『卒業』を2人で歌わせていただいたことがありました。今回こうして母と子として深く接することができ、たくさん勉強させていただいています」と感動しきり。
さらに松本圭右プロデューサーからの「このドラマの渡辺麻友を見ないと後悔する」というコメントを受け、「視聴者の皆様には後悔してほしいです!」とPRした渡辺。ざわつく会場の様子を見て、「あれ?見ないと後悔する…?とりあえず見ていただきたいです(笑)」とフォローした。
囲み取材では、「麻友さんの狂気さはこの作品の魅力の1つだと思います。『いつ雨』中毒者がいっぱい出る、ドロドロした切ないラブストーリーになるよう僕らも精いっぱい演じたい」(新井)、「目の離せない展開だらけなので、視聴者の皆さんにはハラハラドキドキしながら画面にのめりこむような気持ちで見ていただきたいなと」(渡辺)とそれぞれの本作への思いを語った。
オトナの土ドラ『いつかこの雨がやむ日まで』
フジテレビ系
8月4日(土)スタート(全8回予定)
毎週(土)後11・40~深0・35
※初回は後11・45~深0・40