葵わかな&佐野勇斗W主演映画「青夏 きみに恋した30日」の公開前日祭舞台あいさつが行われ、葵わかな、佐野勇斗、古畑星夏、岐洲匠、久間田琳加、水石亜飛夢、秋田汐梨、志村玲於、古澤健監督が浴衣姿で勢ぞろいした。
この日の最初のお題は「今年の“青夏”な出来事」。トップバッターの古澤監督が、家族旅行で訪れた撮影地で子供を海水浴デビューさせたというほっこりエピソードを披露すると、佐野は「え~!それ以上いいの出ないよ~」とボヤきつつ「夏といえば海。海といえば海水パンツをはきますが…O脚を直したい」と宣言。これに会場全体が「?」となるも、佐野は「いや、青夏したいから、O脚を直したいということ。青夏の準備段階です」と力説。葵をはじめ全員を「な、なるほど~」と強引に納得させた。
葵は「おじいちゃんと山登りします。青夏っぽくない?おじいちゃんと青夏します」と。水石は「りんご飴食べたい」、京都在住の秋田は「祇園祭に友達を誘ったら、その子は好きな人と行ってしまった。祇園祭で告白されて結ばれたみたいなので、すごくうらやましい。私も青夏したい!でも8月には花火大会に行く予定なので、そこで青夏かな?」と語った。
志村は「夏といえば海!友達と一緒にサーフィン」と。古畑は「青夏は今!今年初めての浴衣なので、夏してます!」と笑顔を見せ、久間田は「思い返せば、青夏している!お祭りに行って、海にも行って、花火もした。8月も予定ギュウギュウ。蚊にも刺されました」、ゲーム好きという岐洲は「ゲーム内で毎日花火を見ています。ゲームの世界で…だけど」と明かした。
続いて、映画にちなんだアイテムを当てる“箱の中身はなんだろな”ゲームを実施。葵と佐野以外がそれぞれ3組に分かれて、ボックスの中にあるものを当てることに。箱の中身はスイカ、トウモロコシ、キュウリで、佐野と葵は「勢いでガッ!と行かないほうがいい」などと脅して大盛り上がり。
続いて、葵と佐野が挑戦。2人に用意されたのは、リアルなセミのおもちゃ。何かを察知して手を入れる前から怯える2人は、意を決して手を入れて探り合うも、葵以上に佐野が「うおおお~!」と絶叫。葵から「静かにして!」と叱られるひと幕も。
雄叫びをあげる佐野はセミのおもちゃに触れると「なんかヌルッとした!あ、自分の汗か」などと天然を発揮。そんな佐野に対し、怯えつつも「セミ!」と探り当てた葵の勝利となった。
翌日が公開初日という話になると、葵は「今にも心臓が飛び出そうなくらい緊張している」と。W主演を務めた佐野に対して「短い期間だったけれど、共演4度目の安心感があった。私は周りからしっかりしている大人だと言われることがあるけれど、できないことや不安なこともあります」と心境を明かし「そんな私ができないことを佐野君ができて、助けてくれた。これまで2人で頑張ってきて良かった。お疲れ様でした」と感謝した。
照れる佐野も葵に「役者仲間というか、幼なじみのような印象。自分は頼りない男だけれど、わかなちゃんに助けられることも多く、理緒がわかなちゃんでよかった。お疲れ様」と返礼し、葵は「ありがとう」と小声で応えた。
キャストと古澤監督が葵や佐野に感謝の言葉を送る中、佐野は「わかな 大好き」と直筆で書かれた色紙を葵にプレゼント。余白には共演者の寄せ書きがあり、まさに“青夏”の思い出の一枚。佐野から「わかな、大好き」と言われて受け取った葵は「思ってないでしょ?泣かせる気?」と照れつつも、思い出と喜びをかみしめた。
「青夏 きみに恋した30日」
8月1日(水)全国ロードショー
葵わかな 佐野勇斗
古畑星夏 岐洲匠 久間田琳加 水石亜飛夢 秋田汐梨 志村玲於
霧島れいか 南出凌嘉 白川和子/橋本じゅん
原作:南波あつこ『青夏 Ao-Natsu』(講談社「別冊フレンド」刊)
監督:古澤健
配給:松竹
©2018映画「青夏」製作委員会