雫井脩介のミステリー小説を映画化した「検察側の罪人」の完成披露試写会が行われ、木村拓哉、二宮和也、吉高由里子、大倉考二、八嶋智人、音尾琢真、芦名星、原田眞人監督が登壇した。
主演を務めた木村は「ようやく皆さんに手渡すことができるのを光栄に思います。昨日、一昨日と食料を手渡してきましたが、今日は『検察側の罪人』という作品を皆さまにこのような形で手渡すことができてうれしく思います。最後まで楽しんでいってください!」とあいさつし、会場からは大きな拍手が送られた。
木村と共にランウェイを歩いて登場した二宮は「こういう日を迎えられることを含め、先輩(木村)とこうやって一緒に並んでステージに立てるというのは本当に貴重で。皆さんも写真を撮りたいと思いますけどね、僕が一番撮りたいです!でも、(携帯は)楽屋に置いてありますから(笑)」と笑いを誘った。
初共演となる二宮の印象を聞かれた木村は「これは皆さんがいなくてもカメラが入っていなくても、どこでも胸を張って言えることですが、これほど一緒に作業をしていて信頼できる共演者は珍しいですし、頼りがいのある後輩」と大絶賛。
その言葉を受け、二宮は「いい人生ですよね!」としみじみ。「僕はこの平成という時代を元年から30年まで、立ち位置もスタイルも変えずにずっとトップで走り続けてきた“木村拓哉”という人と、1度は一緒に作品を作りたいとずっと思っていました。共演できたことでも恵まれているのに、こういう言葉までいただけて感謝っす!」と感慨深げに語った。
さらに、上映後にキャスト陣がサプライズ登場し、4000人のスタンディングオベーションに迎えられた。
映画「検察側の罪人」は8月24日(金)公開。