テレビ朝日系オーディション番組『ラストアイドル』((土)深0・10ほか)から誕生したアイドルグループ「Good Tears」の朝日花奈が、山田孝之と菅田将暉がダブル主演を務める『dele』((金)後11・15ほか)でドラマ初出演。8月24日放送の第5話に登場する。
人の死後にパソコンやスマホに残るデータ「デジタル遺品」をテーマにした1話完結型作品。不都合なデジタル遺品を内密に抹消する会社を立ち上げた車いすのプログラマー・坂上圭司(山田)と、圭司の仕事を手伝う何でも屋・真柴祐太郎(菅田)が、依頼人の人生やそこに隠された真相をひもとく。
朝日は、千葉県出身の21歳。女優デビューに「お話をいただいた時はとても嬉しかったです」と感激しきりだ。演じるのは、祐太郎と渡辺大知演じる宮田翔が訪れるバーのバーテンダー。事前に本物のバーテンダーの動画を見て役作りしたと言い、「セリフはなかったのですがその分、表情で返事をしたり、バーテンダーとして自然な行動をするのが難しかったです。とにかく俳優さんたちの“邪魔にならないこと”を目標に頑張りました。監督さんや周りの皆さんが、細かく指示してくださったおかげで 成長できた気がします」と手応えをにじませた。
菅田や渡辺との共演については、「休憩の時にはとても楽しそうにお話しされていたのに本番になると雰囲気がガラッと変わってスゴいと思ったのと同時に、とても緊張しました。名俳優さんの演技を目の前で勉強することができて、とても貴重な体験になりました」と振り返り、「今回改めて、演技の深さや格好良さを感じ、もっと演技の勉強をして、いろんな役を演じられるようになりたいと思いました」と、女優業にも意欲を見せている。
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