9月9日(日)スタートのプレミアムドラマ『ダイアリー』(BSプレミアム)の試写会が行われ、蓮佛美沙子、菊池桃子が登壇した。
本作は、シングルマザーの母が、急病で倒れ意識不明の植物状態に。結婚間近の娘は、突然の事態に困惑する中、母の記した「リビングウィル(尊厳死宣言書)」を知り、母が高校時代の同級生たちと続けていた交換日記を発見。その日記を手掛かりに、娘は母の故郷・石川県へ。時を超えた女たちの愛と絆を、切なくも温かく描く感動のヒューマン・ストーリー。
主人公・彩加を演じた蓮佛は「先に1話を見たのですが、ドラマだけどドラマじゃないというか、思っていたよりものすごくドキュメンタリーのような感じがしました。それは、私が彩加を演じたからということも作用していると思うですが、気がついたら彩加の横にいて、彼女の歩みを一緒に覗いているような、気がついたら彼女に寄り添っているような見方ができるドラマだと思います」とコメント。
彩加の母・春海を演じた菊池は、蓮佛の印象を聞かれ「落ち着いていて、どっしりと構えている感じ。親子ゲンカで平手打ちをするシーンがあるのですが、しっかりと構えていてくれないと私もやりづらくもある。ですが安心して、この役だから、このシーンが大切だからっていう気持ちがすごい伝わってきて。叩いた後も、いいシーンになって良かったと一緒に喜び合えるようなプロとしての姿勢を見せてくれました」と語った。
さらに蓮佛は「正解のない問いかけに対して、ふと自分に立ち代わって私だったら…と考えさせられました。例えば、『私はリビングウィルを書くのかな?』『書くとしたら、誰に残すのかな?』、逆に『自分の親がリビングウィルを書いていたら、どういう選択をするんだろう』と」と、役を通してリビングウィルについて考えたと明かした。
プレミアムドラマ『ダイアリー』
BSプレミアム
9月9日(日)後10・00~10・49
https://www.nhk.or.jp/pd/diary/