窪田正孝主演のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『ヒモメン』((土)後11・15)がこのほど、クランクアップを迎えた。
鴻池剛の人気漫画「ヒモメン~ヒモ更生プログラム~」が原作。働かないことに全力を尽くすヒモ男の碑文谷翔(窪田)と、彼を更生させたい恋人の看護師・春日ゆり子(川口春奈)の同棲生活を描くコメディ。
9月8日の最終第7話では、父親が末期がんだと聞かされたゆり子が、幼なじみでエリートの松平鷹彦(渡辺大)との結婚を決意。ゆり子に思いを寄せる医師・池目亮介(勝地涼)も交えた三つどもえの戦いがぼっ発する。
最後は、ゆり子の勤め先の病院でのシーンを撮影。ゆり子を伴って帰ろうとする鷹彦の前に翔と池目が立ちふさがるという場面だった。勝地の“濃すぎる”演技で現場に笑いが起きる中、テンポのいい掛け合いを繰り広げて順調にすべてを撮り終えた窪田は「よっしゃー!お疲れ様でしたー!」と絶叫。「ヒモ役は自分にとっても挑戦でした。キャストの皆さんがいろいろな顔を見せてくれ、皆さんの自由なお芝居を近くで見ることができてうれしかったです」と充実感をにじませ、「ヒモメン最高でしたーーっ!お疲れ様でしたー!」とスタッフ・キャストをねぎらった。
川口は「皆さんにたくさん笑わせてもらって、純粋に撮影を楽しむことができました」と振り返り、「窪田さんには一番支えていただきました」と感謝。勝地は「かつてないほど自由にやらせていただきました。面白いものを作ろうという皆さんの“熱”を感じ、現場に来るのが楽しみでした。このままいくと、こういう役しかオファーが来ないかも…という不安は残りますが(笑)、突き進んでいきたいと思います」。ゲスト出演となった渡辺は「光栄でした。毎日、笑いをこらえるのが辛かったですね! 本当に腹を抱えて笑った現場でした」とあいさつした。
最終第7話に向けて、窪田は「新しいライバルが出現して揺さぶられ、試されるのが見どころです!最終回は6話までやってきたことがラストで試されるのではないかなと思っています」。川口も「この2人らしくラストを迎えられるのか、ぜひ見ていただきたいです」と呼びかけている。
<窪田正孝コメント>
つい先日クランクインしたばかりのように思えますが、その一方で、今、すごく達成感を味わっています。僕にとって“ヒモ”役は挑戦でしたが、後半に向かうにつれ、キャストの皆さんがどんどんくだけていって、いろいろな顔を見せてくれました。そんな皆さんの自由なお芝居を近くで見ることができたのが、いちばんうれしかったです。
最もくだけてくれたのは、春奈ちゃんだったかもしれません。スタート時に、僕は「春奈ちゃんの新しい顔が見られたら、それがこの作品の意味だと思う」とコメントしたのですが、僕の芝居に対して、彼女はいつもそれ以上のもので返してくれましたし、新しい顔をたくさん見ることができて純粋にうれしかったです。
最終回は6話までやってきたことがラストで試されるのではないかなと思っています。池目先生ではない新しいライバルが出現したことで現場に新しい風が吹いたし、翔とゆり子が揺さぶられ、試されます。それが見どころです!
<川口春奈コメント>
撮影は本当にあっという間でした。内容も楽しいコメディー作品でしたし、皆さんにたくさん笑わせてもらって、純粋に撮影を楽しむことができました。
窪田さんだからこそ、翔ちゃんの無邪気なところ、憎めないところ、母性をくすぐるところがたくさん見えたと思っています。その中にもブレない“芯”みたいなものを窪田さんが軸として持っていらしたので、自分自身もそれに引っ張られてお芝居ができたというか、かなり影響を受けたなと思っています。本当に窪田さんには一番支えていただきました!
バカだなぁと思いながらも、それが幸せだったりすることもありますよね…。最終回、この2人らしくラストを迎えられるのか、ぜひ見ていただきたいです
©テレビ朝日