山田孝之&菅田将暉『dele』第7話は『相棒』脚本家による本格ミステリー

ドラマ
2018年09月06日
©テレビ朝日
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 山田孝之と菅田将暉がダブル主演を務めるテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『dele(ディーリー)』((金)後11・15ほか)の第7話が、9月7日に放送される。

 人の死後にパソコンやスマホに残るデータ「デジタル遺品」をテーマにした1話完結型作品。不都合なデジタル遺品を内密に抹消する会社を立ち上げた車いすのプログラマー・坂上圭司(山田)と、圭司の仕事を手伝う何でも屋・真柴祐太郎(菅田)が、依頼人の人生やそこに隠された真相をひもとく。脚本には原案を手掛けた作家・本多孝好をはじめ、多彩なメンバーが名を連ねている。

 第7話の脚本は、『相棒』シリーズなどの徳永富彦。ゲストキャストに塚本晋也、Mummy-Dらを迎えて、8年前のジュース毒物混入事件をめぐる“『dele』流本格ミステリー”を展開する。最終話に向け、“妹を亡くした”ということ以外、明確には語られてこなかった菅田演じる祐太郎の重い過去も徐々に明らかになっていく。

 また、仁村紗和演じる謎の美女も登場し、山田演じる圭司に急接近。激しいキス&強烈な平手打ちシーンにも注目だ。

 圭司の営む「dele. LIFE」の依頼人・笹本隆(西ヶ谷帆澄)の死亡確認を取った祐太郎が帰ってきた。死後に削除するよう依頼されていたファイルを、すぐさま消そうとする圭司。ところが、圭司の姉で弁護士の坂上舞(麻生久美子)は、隆がある男の息子だと察知し、顔色を変える。その男とは死刑囚・笹本清一(塚本)。8年前にバザー会場でジュースに毒物を混入し、死者4名を出した罪で逮捕されるも、無実を主張し続けている男だった。

 削除指定ファイルはこの事件に関するものかもしれない――そう考えた舞は、圭司に中身を見せるよう要請。すると、笹本が毒物を入れたとされる日時に、別の男が不審な粉末をウォータークーラーに投入する映像が出てくる。

 この映像があれば死刑判決を覆せるかもしれない、と考える舞。だが、圭司は証拠として提出するのは契約違反だと難色を示す。そんな中、真相を調べてみることを選択した祐太郎は、事件現場近くで洋食店を営む上野兼人(Mummy-D)から、映像に写っていた男が市会議員・宮川新次郎(千葉哲也)だという情報を入手。さらに、その事件で上野の娘が死亡していたことも分かり…。

 やがて、圭司と祐太郎はそれぞれ、宮川にまつわる黒い裏事情を入手する。だが、その内容はまるで異なるものだった。しかも調べれば調べるほど、街に暮らす人々から、犯行動機となりうる“裏の顔”が次々と浮かび上がってきて…!?

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