ドラマ『グッド・ドクター』で主人公・新堂湊を演じた山﨑賢人がクランクアップを迎えた。
山﨑の最後の撮影は、東郷記念病院・廊下のシーン。最後のカットを撮り終え、「山﨑賢人さん、オールアップです!」と声が上がると、スタッフから盛大な拍手が送られ、演出の金井紘から花束を受け取った。
山﨑は「とても大好きなチームで、この作品をやることができて、すごく楽しかったです。そして見ている方に、これほどメッセージを伝えられる作品に出させていただいて、俳優という仕事をやっていて本当に良かったな、と思います。皆さんに甘えてしまう部分もたくさんあったのですが…新堂湊という役をやれて本当に良かったです。今は、さみしいですけど…また、いつかこのチームで一緒にできればな、と思います。本当に、本当にありがとうございました!」とあいさつし、スタッフと笑顔でグータッチを交わした。
『グッド・ドクター』は、9月13日(木)についに最終回。前回のラストで、ステージ4のがんにより倒れた司賀明(柄本明)に付き添っている湊。これまでずっと支えてきてくれた司賀の病状を初めて知り、ショックを隠せない。その時、湊に森下伊代(松風理咲)の急変を知らせる連絡が入る。司賀に今心配すべきなのは自分ではなく子供たちだ、と促された湊は伊代の病室へ。
夏美(上野樹里)ら小児外科医を集めた高山(藤木直人)は伊代が肝硬変も患っており、放置すれば肝不全になるため、すぐにでも肝臓の移植手術が必要だと話す。そして、伊代は小腸の移植も予定されているため、高山は肝臓と小腸の同時移植以外に伊代を助ける方法はないと告げる。しかし、小腸と肝臓の同時移植は国内で実施された例は少なく、高山ですら行ったことがなかった。そこにERから川で溺れた少女、吉本美咲(古川凛)が心肺停止状態で運び込まれたと連絡が入り…。
『グッド・ドクター』
フジテレビ系
最終回 9月13日(木)午後10時~11時09分 ※15分拡大
<出演者>
山﨑賢人、上野樹里、藤木直人、戸次重幸、中村ゆり、浜野謙太、板尾創路、柄本明 他
©フジテレビ