2019年春公開の映画「愛がなんだ」に、深川麻衣、若葉竜也、片岡礼子、筒井真理子、江口のりこが出演することが発表された。
本作は、直木賞作家・角田光代が2003年に発表した傑作小説を、主演・岸井ゆきの、共演・成田凌で映画化。監督は、伊坂幸太郎の同名小説を三浦春馬主演で映画化した『アイネクライネナハトムジーク』の公開が控える今泉力哉。
主人公は28歳のOLテルコ。彼女はひと目ぼれしたマモルに想いを寄せている。自分の時間のすべてをマモルに捧げ、その結果、仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモルがいてくれるならテルコはこの上なく幸せだと思っている。
けれど、マモルにとって、テルコはただ都合のいい女でしかない。そのことを分かっているテルコは今の関係を保つことに必死で自分からは一切連絡をしないし、決して「好き」とは伝えない。しかし、そんなある日、マモルからの連絡が突然途絶えてしまう…。3か月が経ったころ、マモルから急に電話がかかってきて、会いにいくと、彼の隣には年上の女性、すみれがいた…。
出演が発表されたのは、深川麻衣、若葉竜也、片岡礼子、筒井真理子、江口のりこ。深川が演じるのは、テルコ(岸井)と最も近しい友人である葉子。深川は「パンとバスと2度目のハツコイ」(17)に続き2度目の今泉監督作品への出演となる。
若葉竜也が演じるのは、葉子に想いを寄せ、友人以上恋人未満の関係を続け、テルコの一番の理解者であるプロカメラマン志望の青年・ナカムラ。
片岡礼子は、テルコの仕事場の上司役、筒井真理子は、葉子の母親役、江口のりこは、マモル(成田)がテルコに突然紹介する年上の女性・すみれ役を演じる。
「愛がなんだ」
2019年春、全国公開
原作:角田光代「愛がなんだ」(角川文庫刊)
監督:今泉力哉
出演:岸井ゆきの 成田凌 深川麻衣 若葉竜也 片岡礼子 筒井真理子/江口のりこ
配給:エレファントハウス
©2019「愛がなんだ」製作委員会