スティーブン・スピルバーグ監督×メリル・ストリープ×トム・ハンクスの超豪華キャストが送る『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』のブルーレイ&DVDが、現在発売中。
本作は、スティーブン・スピルバーグ監督が、トランプ大統領就任わずか 45日後に製作を発表。撮影中のほかの作品を差し置いて、「今、撮るべき作品」としてメガホンを取った。 1971年、反戦ムード漂うアメリカ国内で、ベトナム戦争に関する最高機密文書がリークされ、ワシントン・ポストのトップキャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)と編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は文書を公表するため奔走する。あらゆる手段で記事差し止めを図る政府と対立し、現代の日本にも通ずる、報道の自由の意味を問う渾身作となった。
今回、ブルーレイ&DVDのリリースを記念し、落語家・立川志らく、作家・室井佑月、映画コメンテーター・有村昆よりコメントが到着した。彼らのコメントを参考にすると作品の魅力が倍増し、よりその世界を堪能することができる。
■立川志らく(落語家)
スピルバーグの到達点のような傑作。二人のジャーナリストが人生を懸けて大統領と戦う物語。大統領の姿は見えない。その不気味さは初期の「激突!」を彷彿させる。そしてメリル・ストリープとトム・ハンクスの良い意味でのベタさが中期の傑作「シンドラーのリスト」のような人間ドラマを浮かび上がらせる。
さらに食うか食われるかの死闘がスピルバーグを世に出した「ジョーズ」と同じ恐怖を生み出した。重厚な人間ドラマと恐怖を同じ比重で描いた「ペンタゴン・ペーパーズ」。だからこそスピルバーグの到達点に思えるのである。もちろん、スピルバーグは我々の想像を超えた進化をこれからもしていくはずだとは思う。
■室井佑月(作家)
この映画には2つのテーマがある。
新聞は読み手である我々のためにあるべきであって、権力者の広報であってはならないということ。
その正義を見失ったジャーナリズムはいらないってこと。
人は変わる勇気があれば、変われるってこと。そこに、女とか男とかの垣根はない。
死んでないから生きているのではない。どのように、人としての生を全うしたいかだ。
もしかすると今を生きる我々に、もっとも大切なテーマなのかもしれない。
多くの人に、見てもらいたい。
■有村昆(映画コメンテーター)
以前の『スポットライト 世紀のスクープ』は宗教の不正を暴き、本作は国家を揺るがす衝撃の真実をえぐる!!米国最大のスキャンダルを、エンターテイメントにしてしまうスピルバーグはやはり偉大だ。しかも、メリル・ストリープ×トム・ハンクスという最高の顔合わせ!!
<商品情報>
『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』ブルーレイ&DVD発売中
価格:3,990円(税別)
公式サイト:http://www.nbcuni.co.jp/movie/sp/pentagonpapers-movie/
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
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