11月1日(木)公開の映画「ビブリア古書堂の事件手帖」から、場面写真が一挙解禁された。
本作は、三上延によるシリーズ累計680万部突破のミステリーを主演・黒木華×野村周平×監督・三島有紀子で完全映画化。50年前に隠された夏目漱石「それから」のサイン本と、現代で狙われる太宰治「晩年」の希少本。この2冊を中心に、栞子(黒木)と大輔(野村)がビブリア古書堂を舞台に謎を解き明かしていく『現代のパート』、そして大輔の祖母・絹子(夏帆)と嘉雄(東出昌大)の“知られてはいけない恋”を描く『過去のパート』が交差し、ある真実が明らかになっていく―。
解禁された場面写真は、ビブリア古書堂の本棚の前に並んで立つ栞子と大輔のカットや、劇中でキーアイテムとなる太宰治の「晩年」を手に持つ栞子、何者かに破かれた古書を前に呆然とする栞子と大輔に稲垣(成田凌)を加えた3人を捉えた本作の主軸となるミステリーを彷彿とさせるカットなど。
さらに、絹子と嘉雄の秘密の恋が描かれる過去パートからは、2人が仲むつまじく1冊の本を読む姿や、嘉雄と抱き合いながらも切ない表情を浮かべる絹子のカットが解禁された。
また、原作者の三上延からコメントも到着。三上は「完成した本編を観て、今回の映画化をお任せしてよかったと思いました。原作の世界観を踏まえたうえで、古書店という舞台や本の見せ方、主人公たちの関係性やロケーションなど、大事なエッセンスを監督やキャストの皆さんがとてもよく汲んで下さったことに感謝しています。また原作で深く描かなかった過去パートがしっかり描かれているので、映像として観るのは私にとっても新鮮でしたし、演じられている役者さんの演技が素晴らしかったです」と絶賛している。
映画「ビブリア古書堂の事件手帖」
11月1日(木)全国ロードショー
原作:三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
出演:黒木華 野村周平/成田凌/夏帆 東出昌大
監督:三島有紀子
脚本:渡部亮平、松井香奈
配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA
©2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会