10月6日(土)放送の『サワコの朝』(TBS系)に、女優・原田美枝子が登場する。
15歳の時に映画「恋は緑の風の中」で正式デビューした原田は、17歳で出演した増村保造監督の映画「大地の子守唄」でブルーリボン賞・新人賞を受賞。その後も「青春の殺人者」などに出演し、10代でキネマ旬報主演女優賞などを受賞するなど、高い演技力で一躍人気女優となった。
そのいっぽう、当時はかなり尖っていたという原田は、ある先輩俳優に叱られたことがきっかけで心機一転。役者人生のすべてをかけて黒澤明監督の映画「乱」のオーディションを受けたところ、見事合格。「全スタッフが120%の力を出していた」という当時の黒澤組の現場の雰囲気や当時の思いを語る。
「記憶の中で今もきらめく1曲」は、ビージーズの「小さな恋のメロディ」。同名映画を見た中学1年生のときに、映画のスクリーンに入りたいと思ったという原田が、女優になるきっかけとなったこの曲と、マーク・レスターが大好きだったころの思い出を振り返る。
また、プライベートでは3人の母でもある原田。最近は、次女の石橋静河が朝ドラに出演したことでも話題になったが、女優として活躍する娘をどんな思いで見ているのか。増村監督や黒澤明監督など数々の名監督との思い出や、今なお尊敬しているという松田優作との思い出を明かす。
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