栗山千明、キャバクラトークは「毎回恥ずかしい」『サイレント・ヴォイス』10・6スタート

ドラマ
2018年10月05日

土曜ドラマ9「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」』記者会見 10月6日(土)スタート『土曜ドラマ9「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」』(BSテレ東)の記者会見が行われ、栗山千明、白洲迅、宇梶剛士が登壇した。

 本作は、佐藤青南原作「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズの映像化。人が嘘をつく瞬間に0.2秒間だけ現れる、その人固有の“マイクロジェスチャー”を読み取り「被疑者の嘘を見破る」女性刑事・楯岡絵麻(栗山)が事件を解決する心理サスペンスドラマ。

 行動心理学を用いて被疑者から真相を聞き出す楯岡絵麻を演じる栗山は「行動心理学の知識に関してはすごいんですが、基本的に等身大の女性。婚活に励んでいて、いいなと思った被疑者の男性にアピールしてみたりして、ちょっと本心が見えなくて、つかみどころがない部分もあるのかな」と、演じる役の印象を明かした。

 絵麻の相棒・西野圭介を演じる白洲は、役柄について「捜査一課に配属されて間もない新米刑事。頼りなさから絵麻さんに振り回されるというか、奴隷のようにこき使われます」と笑いつつも、「そんな西野の活躍があるのでは?と期待しています!」と。

 絵麻の上司でたたき上げのベテラン刑事・筒井道大を演じる宇梶は「日々、撮影をしていますが、栗山さんが本当に膨大なせりふを向き合っているのを見て、自分も頑張らないと、と思います。完成した1話を拝見したら、面白くて『いい作品に出させていただいているぞ!』と、ますます撮影に集中していかなければと気合が入りました」と語った。

 取調室だけのシチュエーションで展開していく本作。撮影中のエピソードを聞かれた栗山は、「正直、せりふに関しては苦しい思いをしているんですが、西野(白洲)の心の声がものすごく多くて。その間を演技中に開けるのを忘れてしまうので、大変ですかね」と白洲をチラリ。白洲は「すみません。せりふが多い絵麻さんに対して、西野は取調室でのせりふがほぼありません」と恐縮していた。

 ベテラン刑事らしく、迫力のある取り調べをする宇梶は「犯人を追いつめるために、机をバン!と勢いよく叩くんですが、すごい痛いんですよ。1回、強めに叩くと次から『あいつ、今回あまり強くたたいてない』ってスタッフさんに思われるのかなと思って、引っ込みつかなくてずっと強いまま。…手が痛いことだけが大変です」とコメントし、会場を笑いに包んだ。

 絵麻の取り調べ時に被疑者の緊張を解くための“キャバクラトーク”に関して、栗山は「『~ですぅ』というような、甘めな口調でせりふを言うことがあまりなくて。相手の心を開くためにフレンドリーに接するためなのですが、毎回演じていても恥ずかしいです」と照れ笑い。

 さらに「そんな甘々から、キリッと雰囲気が変わり自供を引き出すシーンは、冷静な女性刑事になっています。映像でも色が変わるので、ここでスイッチが変わったんだなと見てくださる方にも分かりやすくなっていますので、そちらも注目していただければ」と見どころを紹介した。

 反対に、ややコミカルな表情や動きが多い白洲は「西野は心の声が多いので、せりふを使ってお芝居ができないという、一つの武器を取られている状態。なので、表情100%で、顔面の筋肉が疲れるぐらい大げさに、顔芸に近いぐらいの表情をしています」と。

 ここで原作者の佐藤青南が登場。「シリーズの1作目を書いていた時から、映像化してほしいなと思っていましたが、実際にお話を頂いた時には、どのように映像化されるのか不安もあって。脚本を読んだ段階で『面白いな』と思っていたのですが、1話を拝見して任せてよかったなと思いました。これからは一視聴者として、ドラマを楽しみにしています!」と太鼓判を押した。

 さらに主題歌を担当しているThe Super Ballも登壇。吉田理幹(Pf.Vo)は「僕らにとって初めてのドラマ主題歌なので、選んでいただきうれしく思います。ミュージシャンとして、この作品に携われる喜びをかみしめながら、毎週楽しみにしていきたい」と話すと、佐々木陽吾(Gt.Vo)も「どんどんドラマに引き込まれていく中で、自分のマイクロジェスチャーが気になって、見抜かれているんだとドキドキしました。第2話も楽しみにしていきたい」とコメントした。

 また、白洲演じる西野が大事にしているシャープペンが登場することにちなみ、大事にしているものについて聞かれると、栗山は「洋服や縫いぐるみのタグが好きで。お気に入りのものがあると、時にはタグを切ってゴムに通しておくなど、大切にとっておきます」と。さらに「私はアメリカ製のタグの触り心地が好きで、ずっと触っていると落ち着くんです」と付け加えると、白洲と宇梶から「初めて聞いた、そんな人!面白い!」とツッコまれた。

 最後に栗山は「ストーリー自体も面白いですし、毎話登場されるゲストの被疑者がとても個性的で素敵なお芝居をしています。個人的には『せりふ頑張ってるな』って思ってもらえたらうれしいです」とメッセージを送った。

土曜ドラマ9『サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻』
10月6日(土)スタート
BSテレ東 後9・00~9・54

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025冬ドラマ最新情報まとめ2024→2025 年末年始・お正月特番一覧