NGT48の日下部愛菜と本間日陽が、新潟県出身の歌手・小林幸子の誘いを受け、新潟県長岡市の山古志地域にある「小林幸子田」で行われた脱穀作業に参加した。
「小林幸子田」は、小林幸子が中越地震以降に復興のために始めた新潟山古志地域にある水田。毎年、地元の人たちと共に田植えや稲刈りなどを行っているが、今回、小林の誘いでNGT48メンバーも参加することに。昨年の田植えには、荻野由佳、小熊倫実、山田野絵が参加しており、NGT48メンバーとしては、2度目の「小林幸子田」訪問となる。
田んぼに到着した小林たちを出迎えたのは、地元の農家の人たちと小学生たち。小学生たちからお囃子で歓迎を受けた日下部と本間は笑顔を見せた。
新潟県村上市出身で実家が兼業農家という本間は、田植えや稲刈りを手伝ったことはあるものの、脱穀は初体験。日下部も初の脱穀体験ということで、まずは小林や地元の農家の人たちが脱穀する様子を見学することに。
そして、小林の手ほどきを受けながら、いよいよ脱穀作業に挑戦。ブーンと勢いよく音を立てる脱穀機に少し躊躇しながらも、2人も徐々に慣れ、最後には「楽しかったです!」「こうやってお米ができていくんですね!」と、お米のありがたみをあらためて感じた様子。
脱穀作業を終えた後の取材では、本間が「新潟県民なので幸子さんの復興活動はずっと見てきました。地元の方と家族のように接している幸子さんの姿にも感激しました」と。小林は「何ていいコなの!」とおどけた。
さらに、本間が「新潟を代表する大先輩なので、隣にいるのが不思議な感じです。今日お手伝いをして、私も幸子さんの家族になれたのかなと思います」と続けると、小林は「もちろん、もう家族なんだって!」と2人を抱き寄せた。
「実は、私のお母さんが漢字も同じ“幸子”なんです」との日下部の告白に、小林は「お母さん、きっとキレイな方なんでしょぅね!」とさすがの切り返しで笑いを誘った。
また、小林が来年に芸能活動55周年を迎えるということで、「何かとやりたいですね!一緒に歌っておどろう!」と小林からの提案も。2人も「ぜひ!」と喜んだ。
最後は、地元の人たちの手作りのおむすびやけんちん汁が振る舞われ、脱穀に汗を流した2人も大満足で、実りある秋の一日となった。
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