吉之助(鈴木亮平)の弟・吉二郎(渡部豪太)が戊辰戦争へ『西郷どん』第38回10・14放送

ドラマ
2018年10月13日
©NHK
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 大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合)の第38話「傷だらけの維新」が10月14日(日)放送に放送される。

 第37話では、江戸城総攻撃の前日、西郷吉之助(鈴木亮平)は勝海舟(遠藤憲一)と薩摩藩邸で対峙し、総攻撃中止を決意。吉之助は徳川慶喜(松田翔太)とも会い、お互いの気持ちをぶつけあった。そして、徳川が江戸城を新政府軍に明け渡し、それに異を唱えた彰義隊が兵を挙げたところで幕を閉じた。

 第38話は、彰義隊や会津を含めた東北諸藩が兵を挙げたため、新政府軍は大村益次郎(林家正蔵)の戦略に従い、鎮圧する戦い“戊辰戦争”を起こす。兵や武器、資金が足りなくなった新政府軍は、薩摩に協力を頼む。国父・島津久光(青木崇高)に許しを得るため、吉之助は薩摩に戻ることに。そこで、弟の吉二郎から「戦働きがしたい」と頼まれる。

 西郷吉二郎役の渡部豪太は「時代がいよいよ明治に転じ、幕末の志士たちの活躍も高まりを極めてまいりました。第38話では、戊辰戦争で旧幕府軍、新政府軍共にたくさんの命が奪われていきます。監督の野田(雄介)さんは撮影前に『戦争の悲惨さ、ひどさを描きたい』と仰っていました。私が演じる西郷吉二郎は、この戦争で命を失います。温かく無垢だった西郷家の兄弟たちに悲しい別れが訪れます。このことが兄・西郷吉之助にどう影響を与えていくのか。ますます展開から目が離せなくなります」とコメント。

 兄・吉之助を演じている鈴木亮平は「この『西郷どん』が始まったときから豪太君は、示現流(薩摩藩を中心に伝わった古流剣術)の稽古をしていたので、誰よりも剣術がうまかった。放送では、錦戸君演じる弟の信吾に一発で倒されてしまうんですけどね(笑)」と、裏話を語った。

<第38回あらすじ>
上野の彰義隊は一日で討伐されたものの、会津ほか東北各地の諸藩が新政府軍に抵抗を試みていた。吉之助(鈴木亮平)は援軍を送り込むため、急ぎ薩摩に戻る。吉之助が次々と援兵を送る中、これまで西郷家を守ってきた弟の吉二郎(渡部豪太)が自分も戦に行きたいと申し出る。その後、吉之助が兵をまとめ、越後に到着すると、先に戦に参加していた吉二郎が銃弾に倒れたという知らせが入る。

NHK大河ドラマ『西郷どん』

NHK総合
毎週日曜 午後8時放送

BSプレミアム
毎週日曜 午後6時放送

番組サイト:https://www.nhk.or.jp/segodon/

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