映画「ムタフカズ」初日舞台あいさつが10月12日(金)に行われ、声優を務めた草彅剛、柄本時生、満島真之介らキャスト陣が登壇した。
本作は「鉄コン筋クリート」などで知られるSTUDIO4℃制作の日仏共同製作アニメーション。犯罪者と貧乏人の吹き溜まりであるDMC(ダーク・ミート・シティ)を舞台に、アンジェリーノ(草彅)、ヴィンス(柄本)、ウィリー(満島)に巻き起こる騒動を描く。
「とてもいい作品が出来ちゃいまして、参ったもんですよね。港区からやってきました、アンジェリーノ役のツヨジェリーノです!」「チェケラッチョー!サンキューベリマッチョ!サンキューベリマッスル!」と多くの観客を前にこの日も弾けっぱなしで絶好調だった草彅。
覆面レスラー役で登場している桜庭和志、中村大介、所英男という肉体派を前に「本当のサンキューベリマッスルですね!」とマッスルポーズを決めたかと思えば、満島からの「草彅さん、技かけてもらったらどうですか?」の振りで、レスラー陣から締め技をかけられるひと幕も。
また、草彅が江本の茶色いスーツをイジって笑いを取るなど、主要キャストの3名は息ぴったりの楽しい掛け合いで会場を沸かせていた。
その後、会場にくす玉が登場。同作がアメリカ、イギリスでも同時公開されることが発表されると、会場からは大きな歓声が。さらにアメリカに関しては、日本語版が英語字幕で公開されることが重ねて発表になると、「僕たちの声が、USAに!?」とキャスト陣の喜びも最高潮。草彅からはDA PUMPの「U.S.A」のフリも飛び出すなど、終始うれしそうな様子だった。
舞台あいさつには他に上坂すみれ、成河、藤井隼、吉田尚記、西見祥示郎監督が参加した。映画「ムタフカズ」は全国公開中。