現在公開中のアニメ映画『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』から、広瀬アリスが劇中歌をほぼアカペラで歌う本編シーンが解禁された。
本作は、スマートフォンアプリとして配信を開始した「モンスターストライク」を基にしたオリジナルストーリーの長編映画第2弾。解禁されたのは、広瀬演じる謎の青い髪の少女ソラが、主人公で普通の高校生カナタ(窪田正孝)のピアノに合わせて歌うシーンだ。
古い家屋に入り込んだカナタ、ソラ、ヴァンパイアの少女ユウナ。カナタはピアノを見つけると、東京が浮いた13年前にはやった曲を弾き始める。するとソラがカナタのピアノに合わせて「どんな夢見て 君は育つの 思い続けましょう」ときれいな歌声で歌い始める。
実はカナタは13年前に東京が浮いた時、両親が突然いなくなり、当時の記憶を失っていた。両親の顔も覚えておらず、楽しかった思い出も忘れてしまい、孤独を感じている。しかし、ソラの歌声を聞いて「この曲…!」と何かを思い出したカナタ。優しそうな金髪の女性がソラと同じ曲を歌っている記憶がよみがえるが、なぜカナタとソラは同じ曲を知っていたのか?カナタとソラを時を超えてつなぐ、物語の重要な曲になっている。
広瀬はこれまで映画やドラマの中で歌う経験はなく、本作で劇中歌初披露となった。普段は人前で歌うのが恥ずかしく、一人でカラオケに行くことが多いという広瀬は「歌うのは好きです。でも人前で歌うのは本当に恥ずかしくて…(笑)顔を真っ赤にしながら歌いました」と収録の裏話を明かした。
今回歌った曲は、ほぼアカペラで、広瀬の歌声が静かに響く曲。広瀬は納得がいくまで何回も収録し、最後に“独り言のように歌った曲”が実際に劇中で使われたという。広瀬は「最初は緊張してしまって、何回も録ったのですが、最後に独り言のようにささやく感じで歌ったんです。フッと力が抜けた瞬間があって、一番リラックスして歌えました。それが実際に使われているので、初挑戦の歌声にも注目していただけたらと思います」と語っている。
広瀬が演じたソラは、強くて勝ち気な女の子。主人公カナタの元に突然空から降って来て、世界の命運をかけた戦いに挑んでいくというキャラクターだ。広瀬はソラについて「ソラは最初ちょっと嫌な子なんですよね(笑)でもどんどん成長して変化していくし、話が進むにつれてカナタと友情や絆が感じられて好きでした。凛としてカッコいい女の子ですが、意外と普通な女の子の一面もあって、とても共感できるかわいい女の子です」とその魅力を明かしている。
『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』
全国大ヒット公開中
監督:錦織博
制作:オレンジ
製作:XFLAG
配給:ワーナー・ブラザース映画
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