毎年1月3日に行われている『NHKニューイヤーオペラコンサート』の第62回の司会者発表会見が行われ、高橋克典と髙橋美鈴アナが登壇した。
1958年(昭和33年)に第1回が始まった『NHKニューイヤーオペラコンサート』。世界のオペラハウスで活躍する一流の日本人が勢ぞろいし、オペラになじみのない視聴者にもオペラの魅力を再発見できるコンサートになっている。第62回となる今回は、『ららら♪クラシック』で快活なMCぶりを見せる高橋が司会を務める。
初めてニューイヤーオペラコンサートの司会を務める高橋は「伝統のある生放送のクラシックの素晴らしい番組の司会を務めさせていただくことになりました。普段『ららら♪クラシック』では、収録なもので言いたい放題でしっかりと編集していただいているものですから、今度の生放送はとても緊張しております」とコメント。
5年連続で司会を務める髙橋アナは「華やかで、生きている喜びにあふれるあのステージに司会として関わらせていただけることをアナウンサーとしては、ありがたく幸せなことだなと思っています。高橋克典さんは、NHKのクラシック番組の顔でもありますし、隣にいてくださると、クラシックファンの方にはより親しみやすく、そうではない方もより多くの方に見ていただける。そして、客席の方との距離もグッと近くなるんじゃないかなと思っています。その雰囲気をそのままお届けできればと思っております」と語った。
おすすめの曲目を聞かれた高橋は「プッチーニの『誰も寝てはならぬ』は大好きな曲です。そして、地獄の黙示録の『ワルキューレ』、僕はあの映画のイメージが強すぎて、聞くのが恐ろしいんですけど、ものすごく力のある曲なので。今回は、歌とオーケストラだけっていうのもあるようで、皆さんが知っている曲ばかりということで、どれも楽しみにしています」と曲目を挙げた。
さらに高橋は「2019年の幕開けですから、クラシックファンの皆さんがご覧になると思うので、クラシックへの尊敬を、僕もだいぶ持てるようになりましたので、無知とは怖いものですね。少しずつ知って今はクラシックが好きです。なので、皆さんの気持ちをさかなでることなく、伝統と格式にそぐうようにいられたらいいなと思います。実は、どなたがどの曲をやるのか全然知らないんですよ。なので、どなたがどんな曲を歌って、そこにどんな感動が生まれるのか、どんなふうに歌うかっていうのを本番でしか聞けないので、それをものすごく楽しみにしています」と意気込みを語った。
『第62回 NHKニューイヤーオペラコンサート』
Eテレ
2019年1月3日(木)後7・00~9・00