映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の大ヒット御礼舞台あいさつが、大阪・TOHOシネマズなんばで開催され、阿部サダヲ、吉岡里帆、三木聡監督が登壇した。
三木組へ初参加となった阿部と吉岡。三木組の印象を聞かれると、阿部は「稽古やリハーサルを念入りにして作り込まれている。三木監督の世界ってこんな感じでできていくんだなと思いました」と。吉岡は「今回ギターと歌を撮影前から練習していて、音楽を準備するのは新鮮だったし、楽しかったです」と撮影を振り返った。
三木監督は、映画を作るきっかけについて「昔バンドをしていて、その時にロックバンドを題材とした映画を作りたいと思った。ロックを歌っている人が声が大きいのは、想いの強さだと知り、面白いと思った」と語った。
ここから観客からの質問コーナーに。ところが客席から吉岡にセリフのリクエストがあり、サウンドトラックのCDに収録されているセリフを言ってほしいということになり、吉岡は質問者の名前を叫びながら「勘違いは大事よ!大抵の事は勘違いでできている。このまま終わりじゃ、もったいない!!」と全力でリクエストに応えた。
次に「パートを頑張れと罵ってほしい」とリクエストされた阿部が、戸惑いながらも全力で「パート頑張れタコ!」と罵り、会場は笑いに包まれた。
最後に吉岡は「大阪の皆さんのおかげで楽しい時間となりました。また帰ってきたいです!その時は質問してください!」と。阿部は「僕もパートとか大変な時期とかありましたけど、今こうやって主演として舞台に立っていて、ぜひ映画をご贔屓にしていただければ。今日いっぱい写真撮ったと思うのでSNSで拡散してください!!」と呼びかけた。